年末に「一年のまとめ」を書く中で、いつものIT関係が今年はキーボードだけで長くなりそうなので、別記事に書くことにしました。
題して「68歳にしてハマったキーボード沼」。
1.HHKBの「Fn+F2」が面倒になった
Excelなどでテキストの修正にはF2をよく使いますけど、HHKBにはそもそもファンクションキー列がないので、どうしてもFnキーとの組み合わせになります。
最近これが面倒に感じるようになり、ファンクションキー列のあるキーボード(以下KB)を物色し始めました。
そこで発見したのが、Keychronブランドの一連のKB郡です。
きっちりとしたデザインが好みに嵌まったし、YouTubeの紹介動画を見ると打ち心地も良さそう。
シリーズの中でまず目をつけたのがこれ。薄型の75%タイプです。
実はこの頃、恥ずかしながらISO配列の何たるやを知りませんでした。
US配列でリターンキーがJIS型のタイプがあるんだいいじゃん、くらいの乗りでAmazonに発注して待つこと3日。
2.たとえ小さくてもいやな予感は的中する
届いたのはこれ。US配列のものでした。
違うじゃん!
Amazonの商品写真になんとなく違和感を感じていたんですよね。
茶軸はUS配列そのものでしたから。
それはともかく、返品前に少し触ってみました。
薄型のカチャカチャした打鍵感は、多少軽薄さを感じたものの許容範囲。本体サイズも想定どおりでした。
一方、致命的だったのは75%のキー配列で、私のタイピングには合わないことに気づきました。右端にある縦1列のキーがどうにも邪魔なのです。
慣れの問題かもしれないけど、第一印象でこれはだめなやつと感じて受け入れることができませんでした。
3.そしていま使っているのがこれ
K3 Max US配列を返品して、これ↓を再注文しました。いわゆるテンキーレスタイプです。
そして、使い始めて2ヶ月になります。
すごくいいと思いました。
しっかりした筐体、静かな打鍵音、方向キーが右側に置かれているので打ち間違えも少なそうです。
キーマップの変更も専用のウェブソフトで簡単、自由にできる。
これいいじゃん!
落ち着けるのはここだっ!!
間違いないっ!!!
4.あ〜これが沼ってやつか
……と思ったのも束の間。
心の片隅に小さな雲が湧いたと思ったら、現在ムクムクと少しづつ成長しつつありましてね。
・打鍵時に指が引っかかる(キーサイズが小さい?ストローク深すぎ?)
・キーの印字が美しくない(ひらがなはいらんやろ ← US配列に傾いている)
・約360mmの横幅(筐体は僅かでも小さいのが正義 ← HHKBの刷込み)
完全にハマっています、沼に。
そして今度は、シレっとこれ↑に目をつけています。
筐体はK8よりわずか小さく、薄型の打鍵感は許容範囲であり、US配列は慣れりゃいいんです、はい。
ヤレヤレ ┐(´д`)┌
5.まずUS配列に慣れようじゃないか
とはいえ、安くない買い物を続けられるようなリッチマンではないし、美しさと引き換えにJIS配列に慣れた指と脳がUS配列について行けるのか……懸念は尽きません。
そこで見つけた最適解がこれ↑。
US配列、信じられない低価格(¥6,930)、そしてコンパクト(296W)、キーマップも変更可能、もうこれしかないじゃないですか。
昨夜、ヨドバシ.comに発注しちゃいましたよ。
欠品中で取り寄せらしいけどいつ届くのやら。それはそれで楽しみ何なんだけど。
これでオーバーヒートが少しは冷めるといいんだが……
トホホ (;´д`)
6.まとめ
沼とは、
「ある対象に夢中になって、どっぷりはまって抜け出せない状態を指す」
ネットスラングだそうな。
2024後半に始まったKB沼ですが、これもまた人生の一場面と達観している部分はあり、自分の財布の範囲で楽しむ分にはよいのではないでしょうか。
ということで、沼にハマったまま2025を迎え、旅はまだまだ続くという報告でした。
おしまい