ギターの神様Vol.20_ジョン・ピザレリ特集

ギターの神様シリーズの20本目。

今回は、ジャズギタリスト兼シンガーのジョン・ピザレリ(本人は、”ピッツァレリ”と発音)を取り上げます。

 

John Pizzarelli Official Website

ジョン・ピザレリは、1960年4月6日にアメリカのニュージャージー州パターソンで、ジャズギタリストであるバッキー・ピザレリの息子として生まれました。

 

6歳からギターを始め、10代ですでにベニー・グッドマンやズート・シムズなどの大物ミュージシャンと共演し、現在までに20枚以上のソロアルバムをリリース。

ポール・マッカートニーほか有名アーティストのレコーディングにも数多く参加しています。

 

二十歳過ぎればただの人、じゃなくて俳優でも行けそうな渋い二枚目。

モテ感ムンムンですな。うらやましー。

 

 

御託はさて置き、まずはGのソロから。全部指で「ハウ・ハイ・ザ・ムーン」

 

彼、7弦ギターの名手とも言われているんだそうです。

ピックに縁がない筆者としてはまず指だけの演奏に目が行きますし、右手左手を一生懸命追っかけて少し眉間にシワが寄ったとしてもワシャ弾くのが楽しくて仕方ない、そんな雰囲気がガンガン伝わってきます。

 

 

ちなみに筆者、若い頃からジャズも好きでそれなりに幅広く聴いてきたつもりですが、なぜかジャズギターだけは苦手で昔から避けて通ってきました。

自分では、クラシックギターで育ったせいでピックとスチール弦に妙なアレルギーがあると推測していて、ここだけの話、ジャズで用いられる他の楽器よりどうも安っぽく聴こえてしまうのです。

それがピザレリの場合、なんの違和感もなくすんなり入ってくるのがとても不思議なんです。

 

 

続いてボーカルも聴いてください。「輝く腕輪とビーズ玉」

曲自体が好きなこともあるけどシビれるな〜これ。ファッションもおしゃれ!

 

 

そしてまた個人的な話で恐縮ですが実は筆者、ボーカルも昔からあまり好みではないのです。

ジャズに限らず「歌」そのものにあまり興味がなくて、内外を問わずプロの歌を聴くこともほとんどありません。贅沢なやつ。

 

これまでに収集した音楽メディアのうち、ボーカルものは全体の1/10ほど。

あ、カラオケ?誘われればたまには行きます(どうでもいい)。

 

そんな人間さえ惹きつけるジャズギタリスト兼ボーカリスト、ジョンピザレリの魅力っていったい何なんでしょう。特別なものを何か持っているのでしょうか。

 

 

ピアノとベースのトリオでもう一曲。「Straighten Up And Fly Right」

 

そのあたりのヒントが何かないかとネット内を探すも、これといったエピソードは見つかりませんでした。

無理やりひねり出したりこじつけたりするのは野暮としても、ノリのいいおっさん(失礼)であることは間違えない!

これだけは自信を持って言えます。

 

 

【まとめ】

7弦ギターと軽妙なボーカルで(褒め言葉です)人々を魅了するジョン・ピザレリ。

昔からギターを弾きながら歌える人を超人と思っているけれど、そんな彼も筆者にとっては「ギターの神様」なのです。

 

……ということで、記念すべきシリーズ20本目は、若い頃から苦手だったジャズギターとボーカルの両方をやる素敵なおっさんに最近ハマっているヨ、という話になりました。

チャンネル登録といいねボタン、よろしくお願いします(Just kidding ^^)。

 

おしまい

 

 

 

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