早朝ウォーキングで出会う景色|残暑お見舞い申し上げます

暑中と残暑の境目が気になるこの時期、いかがお過ごしですか。

 

これを書いているのは8月11日、日曜の夜10時過ぎです。

AppleWatchが示す外気温は30℃。エアコンなしでは寝られません。

 

昨日の朝は、近所の公園でお年寄りと夏休み中の子供たちに混じってラジオ体操をして、その後ウォーキングに出かけました。

いつものコース。すでに暑いです。

これは、自宅から4km地点の栗畑。

栗の毬(イガ)って、一番美味しい種子の部分、動物が狙う部分を守るための造形だと思うけど、なぜ虫喰いは防御できないのだろう、創造主のバランス感覚か、などと妄想しながらiPhoneを向けました。

 

 

緑色のイガに秋の頭出しを感じたところで足元に目を向けると、キバナコスモスが良い具合に咲いています。

パシャっとやるときにちょうど東急の路線バスが通りかかって遠近感が強調されました。

 

運転手不足が問題の昨今、筆者が自宅〜最寄り駅で利用する路線も本数がじわじわ減っています。

一方で、女性の運転手さんが珍しくなくなりました。

 

アナウンスの声のせいか車内の空気感が和らぐように思えて、少し得した気分になるのは筆者だけではないでしょう。

……だけですかね。

さて、このあたりは高級住宅街っぽい一画です。置いてある車も通る車もちょっと違う。

歩いている人は……早朝なので前も後ろもいません。

 

 

そして、中間地点あたりまできました。

夜行性の猫は、これから寝る時間かもね。不機嫌感をメラメラ発しながら横になっていました。

青いのは量水器BOXの蓋で、そこをベッドに選ぶとはなかなか賢い。

日陰だし、下は水道水の通り道だから少しは涼しいでしょう。

 

 

そして、工事現場の仮囲いも最近は景観を慮ってか白一色のものや、近所の子どもの絵をプリントしたものなんかが増えてきました。

中には意味不明な抽象画っぽいものもあり……

 

……と思いきや、これは通りを挟んだ向かいの住宅の窓ガラスに反射した日光が、仮囲いのスクリーンに像を結んだものでした。不思議な絵面です。

 

この場所で見られるのは、たぶん太陽高度の低い時間帯だけで、時間とともに斜め下に移動して消えて行くのでしょう。

しばらく見ていたかったけど、危ないおっさんに間違われるのはちょっとアレなので先を急ぎます。

 

 

ふたたびキバナコスモス。砧公園です。

ベニシジミチョウが群れていました。

たまたま出会った彼は、保護色を意識して留まったかもしれないけど、残念ながらちょっと無理がありますな。自分をもっと知ったほうがいい。

しかし、暑さにめげず元気に飛び回わるのは偉い。

 

 

さて、あと2km。

がんばって家に帰って、パリオリンピックのニュースを見ながら水分補給するとしましょう。

 

残暑厳しき折、くれぐれもご自愛ください。

 

おしまい

 

 

 

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