最近、というかここ数年来なんだが、通勤の往復で○○っぽい人が目について仕方がない。
主に駅の構内と電車の中。
具体的に説明しよう。
(ちなみに「足を組む人」は、以前取り上げたので今日はイジリません)
今さらになるが、それはスマホのガン見で周りが見えない人だ。
公共の空間にも拘わらず己の欲求と都合だけで行動する輩。
率直に言って、○○っぽい。
背中にウマとシカの二文字を貼って歩く人。
筆者としては視野に入るたびにガッカリし、通行を邪魔されるたびに腹を立てている。
彼らが夢中になっているのは、一見してドラマが多いように思う。
傍に居れば覗き見しなくても見えてしまうが、本人は一向に気にしない。
ゲームの輩も似たようなものだ。没入はより深いように見える。
コンテンツに全く関心がないのですぐに視線は外すが、中には手指だけでなく身体全体が動く人もいて気色が悪い。
それほどまで夢中になっている彼らの姿を目の当たりにすると、○○っぽさを通り越して痛々しさすら感じてしまう。
そう、「痛い人たち」なのである。
彼らに共通するのは、車内で肘を張って隣の他人様を圧迫したり、駅構内を歩く速さや進路に周囲への配慮や同調が感じられないところで、迷惑をかけている自覚に欠けるし危険だらけの鉄道構内ではあまりに無防備だ。
本人が階段で転んでも線路に落っこちても知ったこっちゃないが、万が一他人様を巻き込めばどうなるか分かっているのか。
そして、いくら現代の日本とはいえスリや置き引きは皆無ではないのだ。
犯罪の少ない国に生まれたことに感謝なんて当然しないし言っても分からない人たちだろう。
まったくスマホなんてものがあるから、という方向にもっていくつもりはさらさらない。
とにかく日本人たるもの、○○っぽさにいい加減気付いてお互い大人を目指しましょうや。
そして、いろいろなものを「道」にする国の民として胸を張れる品格を身に付け、インバウンドの外国人さんたちを恐れ入らせようじゃありませんか。
案外見られていますぜ。
もっとも、そんな腹の立つことを夢中でスマホに下書きしながらふと気が付くと、自分もいい具合に没入してたりするから油断ならないんですがね(大汗)。
おしまい。