いつものスーパーに買物に行ったら、あの Honda e に遭遇しました。
Wikiによれば、販売開始は2020年10月。
これまで駐車場に置かれているのを見ただけで、走っている姿を見るのはこれが初めてです。
ホンダ初の量産BEVというエポックだけでなく、シンプル、コンパクト、そしてカワイイの三拍子を兼ね備えたクルマとして個人的には注目していました。
それが生産終了になる情報は目にしていたものの、改めて公式サイトを見るとこの1月ですでに終わってしまっているんですね。
「Honda eは、2024年1月をもって生産終了いたします。
生産分が売り切れ次第、Honda eは販売終了となります。」
昔から日本車は顔が怖いと言われていました(?)。
最近、さらにその傾向が強くなる中で、このカワイさは捨て難いと思いませんか。
世界を見渡しても似たクルマを見つけることはできないし、全体の造りや醸し出される雰囲気から安心感や明るい未来を感じさせる優れたデザインだと強く思うのです。
メーカーとしては、生産、販売終了の次のステージを何か考えているかも知れませんが、ガソリン車でもハイブリッドでもEVでも何でもいいから、このデザインはお蔵入りさせないでほしいですね。
大人の事情でこの車に限らず実車を買う気はないけど、1/43ミニカーが見つかったらポチるかも(笑)。
【おまけ】
こちらは、Honda e の土台となったコンセプトモデル「Honda Urban EV Concept」です。
カッコよくてカワイイうえに精悍さもあって、こんなクルマが家にあれば毎日乗りたいし、見えるところに置きたくなるだろうな〜。
そして、このままのデザインで、内装を現実的にして、弱点と謂われた走行距離を少しだけ伸ばして、他社と競えるリーズナブルな価格設定ができたならヒットしただろうな〜。
ムムッ、市販モデルにブレイクダウンする過程における技術者とデザイナーの煩悶と悔恨が、画像の向こうに透けて見えまする。