フランク・パターソンの記事を書き途中 / 本稿はイントロ

フランク・パターソンをご存知ですか?

 

イギリスの港町ポーツマス生まれのペン画家。

今風に言えばイラストレーターで、1890年頃から約60年に渡って作家として活動し、母国と大陸ヨーロッパの田園風景を自転車を軸としたペン画で描き続け、生涯で2万数千点もの作品を残しました。

 

実は今、彼について1本記事を書きつつあります(8/29 アップしました)。

本稿はそのイントロとして筆者がパターソンに関心を持つことになったエピソードと、参考にした資料の出どころをまとめました。

 

早い話、メインの記事からオーバーフローした分です。ご笑納ください。

 

1.ちょっとしたエピソード

 

筆者にパターソンを教えてくれたのは、今は音信が途切れている学生時代の友人A氏だ。

手先の器用な彼は卒業後、工房を拓いて自転車を生業としていた。

 

そんなA氏とたまに互いの愛車で走りに行き、休憩しながらあれこれ喋るのはとても楽しい時間だった。

彼は、あるときこんなことを言った。

「英国に味のあるペン画を描くおっさんがおってな。あんさんの後ろ姿はそのおっさんの絵に見えるんや」

 

ちなみにA氏も筆者も東京ネイティブである……

 

いつのことだったか二人して輪行して山梨の田舎道を走ったとき、道路脇の農家から突然飛び出してきた犬と鉢合わせしたことがあった。

ワッワッと強烈に吠える猛犬(イメージです)は、何故か前を走っている筆者をロックオンして追いかけて来た。

 

ヤべ!、噛みつかれる‼️

身の危険を感じ、アドレナリン全開で全盛期の中野浩一張りに(これもイメージ)ペダルを回して逃げにかかる筆者。

それを後ろで見て大笑いするA氏www

 

当時筆者は、愛車のハンドルに重量をかけるのが癪に障るのと、重心は二輪の中央にあるべきとの妙なポリシーからサドルバッグを愛用していた。

 

そう、彼の呟きのココロはサドルバッグにあったのだ。

 

その猛犬が筆者のサドルバッグに好物の匂いを嗅ぎつけたのかどうか定かでないが、遥か先まで続く田舎道を必死に逃げる筆者と、それを猛然と追いかける犬の光景……

A氏にはパターソンの遠景まできっちり描かれた味のあるペン画に映っていたのかもしれない。

犬を除けばだが……

 

筆者にとってもすんでのところで危機を脱した忘れがたい一場面ではある。

山梨の猛犬、彼曰く非力な駄犬は、その後安楽な余生を送れただろうか。

 

 

そしてパターソンを教えてくれたA氏、今ごろ何処でどうしているだろう……

 

 

 

2.パターソンの情報が見られるサイト

 

メインの記事を書くに当たり資料を探したところ、ネット上には筆者には到底到達できない濃い情報が溢れていることを知りました。

それらを見て嘆息し、パターソンについて背伸びして書くのは諦めて、他の人がやっていないビジュアル方向の記事にしようと思った次第ですw

 

書籍詳細「サイクリング・ユートピア」 / 株式会社文遊社

◆ フランク・パターソンのサイクリング理想郷 / Criticai Cycling

自転車イラスト紀行 第三十六回「フランク・パターソン」 / gihyo.jp(技術評論社)

フランク・パターソン回顧展 / 立川市動画チャンネル(YouTube)

 

 

 

3.まとめ

 

ということで、なにはともあれ本ちゃんの記事をご覧いただければ幸いです。

フランク・パターソンのペン画の題材となった場所をGoogleマップで探す

 

 

 

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