この書評シリーズ、現在123件で個別のカテゴリーの中では一番投稿件数が多くなっています。
それだけコンスタントに読書しているということですが、ペースには当然波もあります。
この4月は、読了0冊でした。
全く手に取らなかったわけではありません。
1冊読み進めてはいたものの、途中でモチベーションが途切れて本を(kindleを)開けなくなりました。
◆奥泉光「東京自叙伝 (集英社文庫)」
理由は上手く説明できません。
強いて言えば、文章の重厚さとストーリーの深みのバランスあたりでしょうか。
1/3ほどで長い小説に感じて書店で実物の本を手にとってみたら予想外にスリムで、そのギャップに(あ、こりゃダメだ……)と思いました。
さはさりながら、それもまた読書、楽しみの一部というものです。
再び手に取りたくなるまで保留して、別の本を物色するとしましょう。
ちょうど、気持ちの良い風が吹く一番読書向きの季節になって来ましたから^^