チック・コリア逝く

海の向こうから悲報が届きました。

ジャズピアニストのチック・コリアが今月9日に亡くなりました。

 

彼の公式サイトからの引用です……

It is with great sadness we announce. On February 9th, Chick Corea passed away at the age of 79 , from a rare form of cancer which was only discovered very recently.

享年79歳、ごく最近発見された珍しい癌のため、とのこと。

 

 

私にとってチックは、バッハ、セゴビア、マイルス・デイビスと並んで音楽の世界に導いてくれた特別なミュージシャンでした。

 

何が?って説明しづらいのだけど、例えばエレクトリック・マイルスのグループで弾いていたエレピであり、そこから聴き始めたアコースティックなピアノトリオ(Now He Sings, Now He Sobsや、Akoustic Band)であり、そして何といっても

リターン・トゥ・フォーエヴァー」!

 

LPレコードで何度聴いたことか。サムタイムアゴ〜、アイダドゥリ〜ム ♫

 

あるときは、チックが登場するライブ・アンダー・ザ・スカイをいにしえの田園コロシアムに聴きに行き、途中でやって来た雷雨にずぶ濡れになりながら、なおかつ激しくなる雨に逆に刺激されて舞台のミュージシャン、オーディエンスとも「ウォォォ〜〜〜」てな感じで大いに盛り上がったシーンは今でもよく覚えています。

 

十代後半の頭、心ともに柔軟な時期に、チックのようなミュージシャンと出会えたことは本当に幸せでした。

 

アバンギャルドな時代もあったけど、彼の根底には独特な親しみやすさに加えて聴衆に楽しんでもらおうとする思いやりが常にありました。

それが日本でもよく知られ人気があった理由だと思うし、また広くて浅くて飽きっぽい私でも興味をもって半世紀近く注目し続けて来たのだと思います。

 

 

アドリブに必ず出てくる特徴的なフレーズ、失礼ながら彼流の小節回しと言ってもおかしくフレーズは、ジャズを聴き始めた頃の思い出と結びついて今でもしっかり耳に残っているな〜

 

 

最後に、サイトに残された彼自身の言葉を引用します(一部抜粋して意訳)。

I want to thank all of those along my journey who have helped keep the music fires burning bright.
私の旅路に沿って、音楽の火を明るく燃やし続けてくれた全ての人々に感謝します。

My mission has always been to bring the joy of creating anywhere I could, and to have done so with all the artists that I admire so dearly – this has been the richness of my life.
私の使命は、可能な限りどこにでも創作の喜びをもたらすこと、心から尊敬するアーティストたちと一緒にそれを実現すること。それが私の人生を豊かなものにしてくれました。

 

謹んでご冥福をお祈りします

あちらでゆっくり休んでください

合掌

 

 

【追記02/12】Facebookにも追悼の投稿がUPされました。

 

 

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