今年もそんな季節になりました。
1.日日是好日
- にちにちこれこうじつ
- どれほど不幸と思われる状況でも、「今日はいい日」と受け止められる姿勢を身につけていれば、決して不幸ではない
- 悪い日などない 悪い日と受け止めてしまう自分がいるだけ
2.歩歩是道場
- ほほこれどうじょう
- 1日の一歩一歩がそのまま学びの場なのだ すべては自分自身の受け止め方次第
- どんな場所や環境であっても、学ぶ姿勢さえあればそこが道場になる
3.並べて書くと…
「日日是好日 歩歩是道場」
これ、すごくいいこと言っているよう見えません?
いや実際、各々薀蓄に富んだ奥行きのある言葉なのですが、並べてみると足し算ではなく掛け算の妙というのか・・・
4.こちらの本からお借りしました
出典は、こちら。
◆ 1日5分 朝の「禅のことば」練習帖|ナツメ社
南泉 和尚=著 栗原 正峰=書 三玉 香玲=書
父母の年忌供養でお世話になった秩父市内のお寺さんの和尚様にいただいた本です。
31の禅語を書き取りのように練習する作りになっていて、パラパラ捲るだけでも刺激される言葉に出会えるので、本棚の手の届きやすいところに置いています。
筆者が、禅宗系のお寺さんになんとなくインテリっぽいものを感じるのは、禅語の持っている雰囲気が大きいかも知れません。
5.まとめ
毎年年末のこの時期、印刷済みの年賀状に添え書きを書くたびに(あ〜、もう少し字が綺麗だったらな〜)と思って筆が止まりますが、今さらどうにもなりません。
そして(これも予定調和のルーチンだ)と思い直して、再び書き始める字が一段と汚くて思わず笑ってしまうというパターンを何年繰り返してきたか(笑)。
数十年の経験から編み出した横書き、水性インクのマーキングペンという年賀状らしからぬ、ある程度自分なりの誤魔化しが効く組み合わせで仕上げて、ゴミでも捨てに行くような覚悟で(失礼!)ポストへ急ぐ・・・、てな感じですね(大汗)。
こうしてコロナ禍の中でも、いつもの年と同じように年が暮れていくのです。
ありがたいありがたい。
(ちなみに上の言葉は、全枚数の2/3ほど書き進めてから発見したので、当たりくじと思っていただければ幸いです笑)