なんの因果か歯性が非常に宜しくなくて、子供のころから虫歯をたくさん作ってきました。
先日も十数年ぶりに歯医者に通い始めたら悪い箇所が次々見つかり、結局足掛け8ヵ月間通い続けて家人に呆れられ、放ったらかしを反省したものです。
そんな中で今日は筆者自己流の口腔ケアを公表して、自分への戒めにしようと思います。
根拠が希薄なものや、歯科医学的に正しいかどうか分からない手法も含みますので説得力も何もありゃませんが、歯及び口腔内のケアに関してこんなことをしている輩がいるという興味本位でお付き合いくだされば嬉しいです。
0.食べたら磨く大原則
- 朝昼晩、間食とも食後30分以内に必ず歯磨きする。
- 外食や接待で磨けないときは、後述の歯間ブラシとブクブクうがいを入念に行う。トイレが長いヤツとの評価が定着すればシメたもの(笑)。
1.朝一番のうがい
- 起床したら、まず洗口液でブクブクうがい(リステリン、アルコール配合のものがよい)。
- 一日の始めに口中がサッパリして気持ちが良い。
- ちなみに朝一番寝起きの口内は、下水道内より雑菌が多いそうです。
2.食後は歯間ブラシですき間掃除
- 食後、歯のすき間に残った食べかすを歯間ブラシで入念に掃除する。
- 外食時のような衆人監視のもとなら、口元を手で隠してキュッキュッすれば傍目にも上品。爪楊枝でシーハー、チッチよりなんぼかよろしい。
- 製品的には小林製薬、ゴム製の「やわらか歯間ブラシ」がBest。SUNSTARの「G・U・M歯周プロケアソフトピック」は安価だが軸が華奢で折れやすい。
- ちなみに、使いすぎると歯茎が下がることがあるので要注意とのことです。
3.歯磨きの前にはデンタルフロス
- 歯間に挟まったものをフロスで除去。歯の側面を研磨するイメージで。
- フロスのブランドとしては、「REACH」のワックス付きがお勧め。
- ちなみに歯科の先生からもフロスは勧められました。
- 手入れを怠り歯間にネチネチしたものが溜まると雑菌の温床になるそうです。
4.歯磨きペーストはケチらない
- ペーストは、歯ブラシにたっぷり2cmほど乗せる。プチ贅沢と思って大胆に。
- ブランドは何でもよい。ただし、研磨剤とフッ素の配合は必ずチェック。
- たまに塩粒入りなども刺激があって一興かと。花王 つぶ塩がお勧めです。
5.いよいよ歯磨き
- 各歯の前面、裏面、上面(臼歯のみ)をそれぞれ意識して磨く。
- 基本的に縦磨き。歯茎のマッサージも意識して幅広く上下動。
- 併せて歯の隙間に歯ブラシの毛を押し込むような感じで、側面を擦るように磨く。
- 歯ブラシは、「アクアフレッシュ」ブランドのものがダントツでお勧めです。理由は別ページ「歯ブラシはAquafreshがお勧めです」をどうぞ。
- 口中に溜まるペーストのドロドロは、なるべく吐き出さないで溜めておく(理由は次項に)。我慢々々。
6.歯磨き後のうがい
- ブクブクうがいは、少量の水で1回だけ。
- フッ素成分のコーティングを歯の表面に残すことが肝心。
- ちなみにスウェーデンでは、歯磨き後のうがいを止めたことでフッ素の効果が確実になり、国民全般の虫歯が減ったそうです(NHKガッテン!)。
- 筆者としては、さすがに口中に歯磨き後のペーストが残ったまま洗面所を出るのは気持ち悪いので、ブクブクうがいはします。
7.そしてフィニッシュ
- 口の周りやネクタイに白いものが残っていないか鏡で確認。
- 水に濡れた手は、無節操に振り回さずタオル又はハンカチできれいに拭く。
- 水滴やペーストが飛び散った洗面台周りは、ペーパータオルかティッシュで清掃。
- 最後に、ナルシストでなくても鏡で自分の笑顔を確認。キラリ~ン☆
以上、歯科の先生から聞きかじった情報も交えて自己流口腔ケアの紹介でした。
上に挙げたすべてを毎度毎度実行するわけではなく、時と場合、それに口中の状態を考えてやれることはやる、という感じです。
8.まとめ
以上は50才を過ぎてようやく固まったケア術なんですが、8ヶ月も歯科に通うことになった原因には、(これで完璧じゃ!)、(ここまでしてれば悪くはならん!)との慢心もあったと思っています。
また、歯の表層から進む虫歯の予防にはなったかもしれませんが、歯茎に深く埋没している歯根の周辺に雑菌が入り込み化膿するような症状(これの治療に時間がかかった)には効果が薄かったようです。
やはり定期的に歯科医を訪ねて点検してもらう手間と時間、費用を惜しんではいけませんね。
何せ歯と口内衛生は、健康維持のためにも人生の大きな楽しみである食事のためにも大切なものですから、できるだけ長く良い状態を維持したいと思います。