世田谷区の烏山緑道を歩いた写真の2本目。
ちょうど時期の紫陽花を集めました。
普通に街中で目にするアジサイには、大雑把に「アジサイ」と「ガクアジサイ」の2種類があって、これはガクアジサイのほう。
外周の花に見える部分は、実は額(ガク)が変化した装飾花と言われる部分で、本来の花は中心部のツブツブのところだそうです。
見るたびに綺麗だな〜と思う一方、「誰がこんなデザインを考えた?」と自然の造形の凄さも感じます。
こちらが本来のアジサイで、ガクアジサイと区別するときには「ホンアジサイ」と呼びます。「本家だぞっ」と胸を張っているようで面白いですね
初夏の日差しがキツくなって来ました。
花の色は土壌のpHで変わり、酸性だと青系、アルカリ性だと赤系になるのだそうです。リトマス試験紙と逆ですな。
アジサイの色の理屈を知った小学生は、一筋縄ではいかぬ世の中を垣間見て小さくため息をつく、…のかどうかは知りません。
赤、青、白が混ざったのはどうなんだ…、なんてややこしいことを考えるのはよして、アジサイの世界に浸りましょう。
話は違いますが、今回はFujifilmのX-T30にXF35mmF1.4を付けて撮りました。開放だとさすがに甘くなりますが、綺麗なボケがこのレンズの魅力です。
しかし換算50mmの画角は、使い方がなかなか難しいです。単焦点レンズはズームと違ってフットワークで構図を決めることになるので、足腰の鍛錬と思って修行するとしましょう(笑)。
すこし暑かったけど、梅雨入り前の貴重な晴天に緑の濃くなった緑道を約11km歩くことができました。
明日から通常勤務に戻って出社します。往復2時間ちょっとの通勤も始まるので、ウイルスを常に意識して気を緩めないようにしたいと思います。
みなさんもどうぞお気をつけください。