花の烏山川緑道を三軒茶屋まで歩く_1/2

いま住んでいる世田谷区には緑道がたくさんありましてね。

 

筆者のイメージする緑道とは、その昔は小川かどぶ川、又は用水路だったようなところに蓋を掛けて暗渠にし、その上を歩けるように整備した道路のようなものです(広い意味での緑道には、現役の河川沿いの遊歩道なども含まれる)。

通れるのは歩行者のみか、ゆっくり走る自転車は可とされているところがほとんどで、住宅の建て込んだ世田谷区では、ウォーキングやランニング、犬の散歩などにちょうど良い緑のオアシスになっています。

 

もともと水の流れていたルートだけに起伏が少なく、車も通らないので高齢者にも優しいし、自転車好きの筆者は、(私のために作ってくださったのですか)と血迷ったことを考えながらポタリングしたりすることがあります。

 

初夏の日差しが眩しかった今日は、烏山川緑道を(STAY HOMEで鈍った筋肉に喝を入れるために?)マスク着用で汗をかきつつ、三軒茶屋まで歩きました。

ちょうど多くの花が咲いていましたので、写真を何枚か貼りつけてみます。

 

 

場所によってはボーリング5レーン分くらいの幅のところもあるけど、ここは控えめに1レーン分。

自転車ライダーに「降りて通行しましょう」とイラストまで入れてバリアフリーでハードルの高い要求をぶつけて来る看板が眩しい。

 

 

「ユウゲショウ」
夜の街に出かける艶っぽいオネエさんが思い浮かぶ名前だが、実際には午前中から咲いている。

直径1〜2cmの花は、名前とは真逆の可憐さだ。

 

 

「ホットリップス(サルビア・ミクロフィラ)」
熱帯魚の「ラミーノーズテトラ」に匹敵するストレートな名前の花。

…てか「酔っ払いの赤っ鼻」より「熱い唇」の方がなんぼか気分が盛り上がってよろしい。

 

 

菩提樹の太い幹にグルグル巻き状態で密生するツタがあまりに力強くて、花がないのに自然と撮っていた一枚。

かつて祈りを捧げたのはツタの絡まるチャペルだったが、筆者にもツタ様が何かの啓示を下さったのだろうか。夢多かりしあの頃の思い出をたどるとしよう。

 

 

爆発したような姿で権勢を誇っているのは「草ソテツ」。

山菜のコゴミはこの若芽らしいが、成人した立派な体格を知って来年の春に平常心でコゴミが食べられるかどうか自信がない。

 

 

烏山川緑道が世田谷線と交差するところ。

左側の短いフェンスから右手の地味だけど何かを主張している小屋の裏側あたりの線路下を暗渠が横断している、はずだ。

踏切からカメラの背面モニターで緑道を探してふと視線を上げたら、緑の電車が迫っていて焦った。

 

 

日本的な風景だな〜、と思って撮った1枚。

幹を縛っている紐が解かれるのは、どんな人がどんなタイミングで?と想像が膨らむ。

 

 

ここから花が続きます。

「ユリ」
テッポウやらオニやら、なにか接頭辞が付くはずだが正確な名前はGoogle レンズでも分からず。

ただのユリと思って眺めてもその美しさに変わりはない。

 

 

「ムラサキカタバミ」
黄色いカタバミの花は当たり前すぎて見過ごしてしまうが、こちらは数が少ないだけに自然と目がいく。

「雑草という名の植物はない」とどなたかは仰ったが、たまには当たり前に目を向けると何か良いことがあるやもしれず。

 

 

「タチアオイ」
ハイビスカス、ムクゲ、フヨウなどと同じアオイ科だそうな。

徳川家の三つ葉葵の家紋は、別科の植物の葉っぱの図案化らしいが、アオイと聞くだけで(この紋どころが…、のアレか)と思ってしまう日本人のなんと多いことか。

…筆者もその口だが。

 

 

「クチナシ」
三大香木というのがあるらしい。ジンチョウゲ(春)、クチナシ(夏)、キンモクセイ(秋)で、これにロウバイ(冬)を加えて四大香木となるそうな。

このうち唯一「むせ返るような…」と形容されるクチナシの香りが一番好きかもしれない。

 

 

1/2のトリは「カンナ」
こちらの方がユウゲショウっぽいと思う。

「情熱」「快活」「永遠」「妄想」、ほらね花言葉もなんとなくゴージャスだし。

 

後半へ続きます。この時期の紫陽花特集です。

 

 

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