四国八十八ヶ所札所巡り_第6回(写真編)

このゴールデンウィークを利用して6回めの四国巡礼に行き、無事に戻ってきました。

今回は行程がとても順調で、予定した12ヵ寺を上回る14ヵ寺を巡ることができました。

詳細は別途「データ編」、「所感編」にまとめるとして、本日は写真のみアップします。

 

お寺の写真はビジュアル的にどうしても地味だし、興味があってもなくてもそればかりでは詰まらないので、たくさん撮った写真の中から道行きや食事とか、少し脇道にそれた19枚を集めました。

どうぞお気軽にご覧ください(各写真は、クリックで拡大できます)。

 

・・・そうは言ってもですね、仏教、正確には真言宗、もっと言うと弘法大師(空海)が開いたとされる巡礼地なので、当然このような静謐なるお寺(写真は53番圓明寺の大師堂)をヒーヒーハーハーいいながらたくさん訪ねて歩いたのです、・・・と一応証拠を挙げておく。

 

 

これは45番岩屋寺の参道。こんな感じのところを登って行けば、いやが上にも巡礼気分は盛り上がる。
・・・がヒーハーしながら20分くらい登っても山門にたどり着かないところがミソだ。

 

 

なんとか45番で参拝を終えホッとしながら下ってくると、こんなオシャレなキャッチコピーが目に飛び込んできた。
ウ〜ム『焼しょうが』、侮れないようだ。

 

 

一方、気分の盛り上がらない、どちらかと言えば盛り下がりまくりの道を化石燃料を燃やした排気ガスを吸いながら延々歩くこともある。
「昔しゃ〜、自動車の通った後は深呼吸したもんだぁ」、という記憶の底の伝聞は何なのだろう。

 

 

そしてときにはこうした味も素っ気もない、かつ後ろは振り返りたくないトンネル内をテクテク歩くことも。
(クルマは軽自動車以外通行禁止にしてくでェ〜)などと考えていると必ず大型トラックやバスが入ってくるのだ。

 

 

さて、幹線道路から一歩入り、昔ながらのお遍路道を歩いて(いいな〜)と思うのが所々に置かれている道標。
気持ちが安らぐではありませんか。

 

 

ここにも。先人がいろいろ頑張ってくださったお陰様だね〜。
左側、標識ポールの矢印シールにも注目されたい。”お遍路さん”が迷わないようにと「(社)へんろみち保存協力会」がやっているらしい。感謝である。

 

 

こんな標示も恐らくそうだろう。あちこちで見かける。
そして話は変わるが皆さん、
行き交うお遍路さんには親切に、そしてお地蔵様には屋根をかけてお供えを差し上げる。若輩は、これぞ日本の原風景と思いました。

 

 

こんな道標(?)もあり。

 

 

ちょいと食事の情報なんかも。
愛媛県は久万高原に行かれたら、国道33号線沿いのうどん「心」にぜひ寄られたい。一押しの釜揚げうどんがたいそう旨い。
大中小の小でも2玉分くらいあって300円(2018/5現在)。鰹だしの濃厚な汁で滑らかなうどんをいただくと疲れも吹っ飛ぶ。

 

 

こちらは今治市役所近くの居酒屋「声聞」でいただいた焼鳥。左から「砂ずり」、「鳥ネギ」、「せせりポン酢」。
今治の名物は”タオル”しか知らなかったが、今回それに”焼鳥”が加わった。マジで鉄板で焼いた焼鳥として有名とのこと。

 

 

・・・オホン、さらに歩きます。

 

 

ときには猫にも出会う。

 

 

踏切を渡り、

 

 

吊橋を渡り、

 

 

全行程歩き通すのはハードル高すぎなので、たまにはローカル電車にも乗る。

 

 

お地蔵様にも見守られ・・・

 

 

そして、山の上の寺からこんな景色が眺められたら、アァ来てよかった〜、と心底思うのである。

 

 

さて夕陽だ、先を急ごう。

 

【まとめ】
銅像、石像、猫ばかりで人間が写っていませんが、もちろんお遍路さんや地元の方との出会いもありました。そのあたりは別稿ということで。

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