「千と千尋の神隠し」&「エクス・マキナ」

この連休に映画2本を観ましたので感想を簡単に書いておきます。映画館ではなく自宅PCでのDVD鑑賞。USB SuperDriveの動作確認にもなろうかと。

しかし最近、この手のドライブを使うことはめっきり減りましたね。早くから見切りをつけたAppleの先見性には恐れ入ります。

 

千と千尋の神隠し
 引っ越しの途中で異世界に紛れ込んだ親子3人。豚になってしまった父母を助けるため娘千尋(ちひろ)は八百万の神々の慰安施設「油屋」で必死に頑張って働き、無事現実世界に戻ってくる事ができる。千尋は油屋で助けられたハクとの約束を守り、後ろを振り向かず前に歩んで行く。
 ストーリーは何とか追いかけられたが、何がテーマなのか、何が言いたいのかイマイチよく分からなかった。でも、こんな圧倒的な世界観と映像を日本人が創れるとは驚きである。
 よく分からない⇒深みがある⇒芸術性が高い、ということか? 褒めているのである。
エクス・マキナ(EX_MACHINA)
 人工知能を持つ人間型ロボット「エヴァ」を製作したIT企業の社長ネイサン。エヴァにチューリングテストを施すためネイサンの別荘に呼ばれた社員ケレイヴは、外見のほかは人間と区別がつかないエヴァに惹かれるが、次第に何かがおかしいことに気づく。ネイサンの真意はどこにあるのか。エヴァのAIは人間に何を求めるのか。
 性悪説で人工知能を捉えているので、途中から深々と背筋が冷えてくる。善悪の二元論で単純にAIを論じることは出来ないと思うも、何処かに警戒心を持っていないと危ないな〜、と考えさせられる映画である。

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