やはり先に行ってしまうのですか、Fさん

 本日は、緑ギタークラブ(以下、MGCと略します)のFさんのことを書いてみます。実は今朝、訃報が届いたんです。

  • 一見してバックグラウンドや生業が想像しにくい風貌と雰囲気で、ギターのほかに合唱もやっておられたと聞く。
  • デザイン系の仕事をされている(た)と聞いてからもイメージが固められないほど、折に触れて幅広い薀蓄、雑学を聞かせてくださった。
  • Facebook繋がりもあり、独自の情報をアップするより共感する記事のシェアでポリシーを伝えようとする方だった。
  • 志向する音楽ジャンルは幅広く底が見えない感じだったが、筆者とはボサノバという接点があった。
  • MGCのコンサートでデュエットしたときに、練習場所として寺家の山奥にある個人ギャラリーを手配してくださり、しかもそこではかなりの顔で、引き出しの多さに改めてリスペクトし直したものだった。
  • ちなみにそのデュエットの本番では、ステージ直前に「僕、出張から戻ったばかりで、この一週間はギターに触っていないからよろしく」と呟かれ、一流のJokeと解釈した筆者は「私もです(笑)」と返したが、演奏は本当にそれなりの出来だったので却って印象に残るコンサートとなった。
  • 昨年秋口には、雲の上を歩くような足取りでMGCの練習に現れ、その後もいつもと変わらぬ飄々とした雰囲気で何度か来られたが、今年に入ってからは一度もみえることはなかった。
  • 筆者のFBタイムライン上に現れる投稿も最近は数がめっきり減っていた。

 

 振り返るとMGCでの数年間のお付き合いしかなかったFさんですが、筆者に多彩な思い出を残してくださったこと、ある意味ミステリアスな方だったことなどが思い出されます。

 きっとFさんのことだから、これから落ち着く先でも淡々とギターを弾いたり歌を唄ったり、たまには絵なんか描いたりして、マイペースかつ「アーティスティック」に過ごされるのでしょう。

ありがとうございました、Fさん。合掌。

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