7/4(土)に父が入院しました。原因は、脳出血。
その朝は、いつもどおりに起きるには起きたけど、動きが鈍く目も虚ろ。どうも様子がおかしいので、毎週木曜に定期訪問をお願いしている看護師さんに来てもらったところ、左半身に軽い麻痺があるのですぐに病院へ、ということで救急車で運んでもらいました。
担当医が見せてくれたCT画像には直径3cm位の影が写っていて、素人目にも周辺の正常な部分をかなり圧迫しているのがはっきり見て取れました。出血の場所が前頭葉付近の比較的珍しいケースらしく、3週間ほど経った現在、左半身の麻痺、意識レベルの低下、言葉の出にくさ、嚥下障害などの症状が出ています。
併せて識字が出来ないという少々ショッキングな症状もあり、今後持ち直しても少なからず生活に支障のある後遺症は残る、というのが主治医の診立てでした。
大正生まれの90歳、元は建具職人。戦中の粗食で育った頑健な身体で70代半ばまで現役で働いていました。 入院する前日も普通に食事をし、杖を突きながら家の中を自力で動き回っていたので、まさに青天の霹靂。
・・・とは言え、身体を構成するほとんどの部品は、優に耐用年数を超えているでしょうから、ある意味致し方ないのかなと。
ある日突然、病院のベッドで寝たきりになってしまい一番辛いのは当の本人なので、子供として出来るだけのことはしてあげようと思っています。墓に布団は着せられぬ、の心境とでも言いますか。
それにしても一番の楽しみである読書が出来ないとは、なんとも不憫ですな。う~ん。
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