(献血と服薬に関する正確な情報は、日赤又は献血センター等で確認を!)
献血を続けて早いもので40年。
いよいよ80回の節目を迎えるべく、先週日曜日は渋谷のハチ公前献血ルームを訪ねました。
最近は、2か月に1度ほど日赤から丁重なお誘いをいただくので、今回もそれ乗せられて成分献血を予約をしたものです。
案内状には、このたびは特定の血液型の人に案内している、という趣旨のことが書かれていて、ならば応えねばなるまいと鼻の穴を膨らませる一方、還暦に近いオッサンにまでモーションを掛けて来る日赤の血液供給事業の切迫した事情を垣間見るような気がしました。
さて、そんな期待をされている時にもかかわらず、今回は献血前の問診でダメ出しがあり、残念ながら我が身渾身のエキスは献上することができませんでした。
正直に言えば、最初から分かっていたのですがね・・・。
め、面目ない!(汗)。
問題は服薬でありまして、薬を飲んでいる時は献血の可否を問診時に医師が判断することになっています。
実はここ一ヶ月ほど激しい咳が続いていて、医者で処方された咳止め薬ほかを飲んで薬漬けになっている我が身。
(1)神経系の鎮咳剤、(2)去痰剤、(3)吸入式のステロイド散薬、(4)薬から胃を守る胃薬、それと(5)ビタミン剤など数種類の服用を当日まで続けていました。
こんな時の血液を輸血されたら、健康な人だって具合が悪くなりますよね(汗)。
その歯止めが採血前の問診であり、医師に服用中の薬を申告すればその場で○×を判定してくれます。今回×だったのは(1)と(2)で服用後3日間は献血不可。(3)と(4)は当日服用していなければOK、(5)は問題なしとのことでした。
まあ、どちらにしてもダメなのですが、参考までに一般的な市販薬についても聞いてみると、バファリンのような頭痛薬は服用後3日間は不可。鎮痛、解熱剤は基本的にダメだそうです。キャベジンのようなごく普通の胃腸薬は、OKとのことでした。
日赤のWebサイトには一応、服薬に関するQ&Aがあるにはありますが、特定の薬品名までは書かれていません。
そりゃそうですよね。数多ある処方薬、市販薬を載せ始めたらキリがないし、素人に判断を任せられるものではないでしょう。
問診の医師もかなり分厚いマニュアル(薬のリスト)を見ながら良し悪しを決めていましたので、献血ルームでの判定にご理解ください、という日赤HPのアナウンスは仕方ないものだと思います。
ということで、80回目は咳が治まり薬が抜けてから。献血には健康維持が必要不可欠、という分かりきったお話しでした。