タイの洪水について。
アユタヤの工業団地が水に浸かり日本企業の生産がストップした、南下してきた水がバンコク市街地に迫っている、などというニュースが連日報道されていますね。
今でもFacebookでつながっているノンタブリ県在住の知人からは、先週自宅から5キロのところまで水が迫って来たので避難の準備をしている、とメッセージをもらいました。
シリアスな状況になっていることは間違えないのですが・・・
それでも私めは、密かに次のようなニュースを期待していました。
(毎日jpはコピペが出来ないので打鍵入力!)
毎日jp 11月2日(バンコクの北西、バンブアトン地区からのレポート)
長さ約3mの手こぎの小型ボートを売っていたカンボンさん(37)は「1週間前までバイク運転手だったけれど、こっちの方がもうかるね」と商魂たくましい。「既に5隻が売れた」とうれしそうだ。
レンズを向けると誰もが笑顔を返し、胸まで水につかりながらたばこをふかして手を振る男性もいた。今回は異例の大規模洪水だが、普段から大雨や洪水に慣れているからこその余裕だろうか。
ありそうでなかったのですよ、こういうニュースが。だから、少しだけホッとしました。
連日我々が目や耳にしている報道は、経済的に進出し多くの投資をしている外国人の目線、上から目線のものであり、現地の本当の姿を伝えるものではありません。
タイはなんといっても「マイ・ペンライ(気にしない)」の精神にあふれている国です。現地の人たちが、今回の災害を逞しく乗り切ってくれることを信じています。