先日,スーパークールビズについては少し触れましたけど,時節柄,私の職場が入っている建物もこのご時世に合わせていろいろな節電対策をやっています。
建物のバックヤードのことはよく分からないのでさて置くとして,直接影響を受けるのが,まず照明の減灯。
廊下は基本的に全消灯しているので,窓に面したところ以外で誰かとすれ違うときに相手が誰だか分からない場面が多いです。これは都合が良いときと悪いときがありますね。シルエットで判別できる人もいるけど,「偉いさん」とすれ違ったときなどはどうも調子が悪い。
事務室の中も大幅に減灯しています。
意外だったのは案外不自由を感じないことで、これは仕事のOA化が進んで,書類を見る機会が大幅に減っていることが大きいでしょう。これからは部屋全体の照度は落として,各自の机にLEDの手元灯を設けるような照明設計で良いのかもしれません。
それからエレベーターの運転台数が大幅に減らされています。
朝の出勤ピーク時間以外は通常時の1/2又は1/4の台数。一番少ないときは20階建ての建物で1台しか動いていない時間帯があり,待ち時間が増えるのはとても不便です。昼休みに地下の食堂に行くときに10分待ちのこともありますから,大きな声では言えないけどフライングが増えてます,はい。
なに簡単な話だ。階段を使えばいいのさ。上りはちと辛いがね。
全体的に大きな支障はなく,私の回りはだいたい(何とかなるじゃん),(今までが贅沢すぎたでごわす)、(意識を変えねば)といった雰囲気ですかね~。
目の前の現実としては、原発依存から急には脱却できないだろうけど,これから先,トップダウン・ボトムアップ,強制的・啓蒙的,ハード面・ソフト面,画期的・努力的、いろいろな方向から節電を進めていって,人間がコントロールできるエネルギーだけで生活レベルを維持できる世の中に持ってゆくのがよいと思います。
原発はやはり、今の人間が扱うには無理な代物ではないかと。
何年、何十年かかるのか分からないけど大切なのは、原発事故を忘れない、無闇に欲張らない、責任転嫁や人任せにしない一人一人の意識改革。
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私の会社でもいろいろ始めましたねえ。
トイレや休憩室、PCのモニターは使ってない時は消灯するとか、
なんか考えてみれば当たり前のような気がするけれど
人間、意外と贅沢には簡単に慣れるもので
案外こんな当たり前のことが以前はできてなかったんだなと
改めて考えさせられました。
いろんなところが薄暗かったりするのも、最近は慣れてきましたよねっ。
ただ、ちょっと視覚の弱い人やお年寄りなんかには
少しつらいかもなあと思うこともあるんですけどね。
そして我が家では、入居してから一度も交換してなかった(汗)
廊下や玄関・トイレの白熱球をLEDにしました。
財布がかなりアイタタタでした・・・。
まあそれもこれも、節電のためですもんね、がんばりますとも(涙)。
ウム、そうこうしているうちに省エネ、節電のひとつの旗手である
LED照明って結構生活に入り込んできていますよね。
我が家ではコスト的に未だ踏み切れてませんが(笑)。
生活レベル、公共レベルでは、許容できる範囲でやれることからって
いうユルさが必要でしょう。
一方、産業レベルはどんどん進めないといけませんね。
そのための不便さやコストアップは・・・、
あえて言うと、あの震災の惨禍を目にしている日本国民なら、
多少の文句は仕方がないけど、誰もが受け入れるべきものと思います。