エッ,パソコン雑誌の「YOMIURI PC」が休刊!?,最終号!?
今日,新幹線に乗る前,書店に寄って驚きました。いつも楽しみにしていた雑誌だったのに。
特別なPCマニアではない普通の人が,普通にPCを使うための丁度良い情報誌だったYP。休刊の理由は「パソコンの普及でIT情報がインターネットに移行する流れを受け、役割を果たし終えた」とのことで,広告が集まらないとか,部数が伸びないとか,いろいろ難しかったのでしょう。
個人的にはネット上の情報は,好きな時に,どんな情報でも手に入るという安心感からか,割と読み流しで,頭に残らないことが多いですね。その点,新聞や雑誌は文章のプロが記事を書き,編集しているだけあって,限られたスペースで,読みやすく要点を伝える努力がなされています。
無償(見かけ上)だけど玉石混淆のネット情報。かたや本職が読み手に向けて作る有償の新聞,雑誌。レイ・ブラッドベリの「華氏451度」のような世界が来るとは思いませんが,紙ベースの情報が電子情報に駆逐されることなく,どちらも必要とされ共存出来ると良いですな。書店が衰退すれば,気ままな立ち読みが出来なくなるかも知れないし。
最後の東京出張から帰る新幹線のシートで,最後のYPを大事に読みつつ,居眠りしながらそんなことを考えたのでした。