(相変わらず広島のマンガ喫茶からの投稿。東京の自宅でUPするつもりだった4月29日の記事です。間が抜けましたけど読んで下さい。)
今朝,7時前に東京駅に着き,自宅でこれを書いています。
昨日の夜8時に高速バスで広島駅を後にして、途中,市内2カ所のバス停で停まってから山陽自動車道に入りました。10時の消灯前に福山SAでトイレ休憩した後は殆どノンストップで走ります。正確にはドライバーの交替と車体点検のため数回停車はしますが,乗客が降りることは出来ません。お楽しみのSAでの買い食いは無しでちょっと残念。
車体は小田急電鉄のハイデッカーで内部にはトイレ,飲み物などのサービスコーナーがあります。シートは3列の独立タイプ。フットレスト,スリッパ付でリクライニングも結構深く倒れて,狭いながらも割と寝やすい環境でした。二重のカーテンをきっちりと閉めれば街路灯,トンネル灯などの眩しい光も入ってきません。
食事を済ませてから乗車しましたが,8時,9時はまだまだ宵の口。当然眠れるわけもないので,仕方なく(?)先日行った浜田で買った「赤てん」を食べながら睡眠薬代わりに持参したペットボトルの水割りをチビチビやります。ピリ辛の「赤てん」3枚で丁度,ペットボトルが空になりました。そのころには周囲から「ス~,ピ~」の寝息が。記憶はそこまでです。
気が付くとカーテンの隙間からは眩しい朝日が射していました。車体の振動も首都高速独特のピッチの短いものに変わっています。バスは霞が関で高速から出ましたが連休中,しかも日曜の朝。一般道はガラガラで,アッという間に東京駅に着いてしまいました。
割とよく寝られたものの,きしむ身体を伸ばしながら朦朧とする頭で周囲を見回せば,他の乗客は早々と外で手荷物を受け取っています。バスを降りるのも荷物を受け取るのも一番最後でした。皆さん,なんと元気なこと。
今回の夜行バス,思っていたよりは寝られましたが、正直な感想は「往復にしなくて良かった」というところです。でも片道料金11600円と早朝到着は魅力ですから今後も利用することがあるでしょう。ただし時間と体調が許せばですが・・・