先週の日曜日のこと。ギターのコンサートを聴きに行くため昼前に家を出た私は,会場に到着する前にお腹に何か入れておこうと思い,駅前の牛丼チェーンM屋には入りました。なぜM屋なのか?そこのヘルシー・チキンカレー(¥290)は私好みのスパイシーな味付けで,密かなマイ・ブームなのです。
朝から猛暑のその日,タイミングの悪いことにM屋のエアコンは故障していて冷房が効かず,当然店内は蒸し風呂状態でした。鈍感な私は券売機でチケットを買った後で暑さに気付きましたが,時既に遅し。頼んだのはカレー(大汗)。サッと食べて,サッと出ればいいか,などと思いながら汗を拭き拭きカウンター席に着き,落ち着いてふと正面を見ると,目つきが悪くていかにも気難しそうな黒シャツのおじさんが座っています。しかも眉間に皺。暫くすると黒シャツおじさんは何やら大声を上げ始めました。
以下は再現映像,でなく音声(品がありませんが原文のまま紹介します)。
黒シャツ「うぉい!,暑いから冷房入れろよ!」
店員「すいません,エアコンが故障してまして・・・」
黒シャツ「ざけんじゃねーよ,早く冷房入れろっつってんだよ!」
店員「業者を呼んでいるところなんで・・・」
黒シャツ「なんだ,その態度は!お前,名前は!」
店員「Aです。」
黒シャツ「Aだな,覚えておくからな!」
店員「・・・・・」
黒シャツ「こっちは気持ちよくメシが食いてーつってるだけなんだよ!」
店員「・・・・・」
この問答を2回繰り返し,結局,黒シャツは私と同じチキンカレーをきれいに食べて出て行きました。この間,約10分。テレビドラマならば,脇でやり取りを聞いていたサングラス男が「おっさん,暑いのは皆同じだぜ・・・」,(血相変えて立ち上がる黒シャツ),(サングラスがコップの水を黒シャツの顔めがけてバシャ!)という展開が期待されるところですが,現実は当然のことながら何も起こりません。カウンターの客(私を含む)は皆巻き込まれるのを恐れて下を向いていましたし,そんな状況を店員のA君はブチ切れることなく耐え抜きました。因みに私が見ていた限りA君の接客には何の落ち度もありませんでした。
暑いのは分かるし,客であることには間違えない。でも¥290のカレー1杯ぐらいで何もそんなに偉そーな顔しなくてもいいんじゃないかと。去年の秋にY野家が豚丼を値上げしたときも,「値上げしたんだからM屋のように味噌汁くらい付けろ!」と店員にからんでいるおじさんを見たことがありますが,この手のチェーン店というのはある意味,いろいろな不平不満のはけ口になり易いのかも知れません。でもね~,おじさん,みっともないからやめてよ。気持ち良くご飯を食べたいってのはこっちの台詞だよ。
写真は月曜日に桃狩りに行った山梨県一宮での写真。お口直しにクリックしてみてください。
桃が美味しそうで美味しそうで・・・(涎)
先日、今年初めて桃を買いました。¥198でした。
写真の桃がスーパーに並ぶと¥500はするのかな、と主婦の発想しかない私です(涙)。
桃狩りのお持ち帰りは1㎏あたり1200円でした。写真の桃は300~400㌘くらいありますから,
はっきり言って「ごめいさん」です。さすが!
生産地にしては高いと思いましたが観光用なのでそんなもんなのでしょう。
でも,木からもぎたての桃はシャキシャキの食感なのに甘みと水分がたっぷりでとてもおいしかったですよ。
おっと,さらに涎を誘ってしまいましたか。(笑)