AppleのAirPodsで開ける洗練された別世界

 Appleの完全ワイヤレスイヤホン「AirPods」を購入して1週間使いましたので、現時点での感想その他を書いてみます。

 製品自体の概要などはこちら(Appleの製品サイト)をご覧ください。また、筆者がAirPodsの機能、性能を十分理解していない点、他社製品をよく知らない点は、どうぞご容赦ください。

  
iPhone6Sとの比較(左:丸っこいケース、中:蓋を開けたところ、右:左右の本体)

 

◆購入動機
  1. コードがまったくないイヤフォンの魅力
  2. iPhone、iPad、Macとの連携の良さ
  3. Apple製品への信頼感と期待感
  4. 製品としての適度なこなれ具合(販売開始が2016年12月)
◆購入場所、価格など
  1. ビックカメラ有楽町店(飛び込み入店で、店頭在庫がありました)
  2. 税抜\16,800.-(ポイントバック5%、値引きなし ← 相変わらず強気)
◆使った感想
  1. ◎ イヤホン装着前後のコード処理の煩わしさ、使用中にコードから拾う雑音の不快感から解放され、想像を遥かに越えた快適な使用感である。
  2. ◎ ケースの蓋を開けると、ほとんど瞬時にiPhoneほかのデバイスとBlueTooth接続されるので、かったるさを全く感じない。
  3. ◎ 本体のダブルタップに、Siri起動、再生/停止、トラック送り/戻し、オフの各挙動が、左右それぞれ別個に割り付けられるのでとても便利。
  4. 〇 音質は、刺激が少なくバランスがとれている。個人的には、Sennheiserの落ち着いた音色が好きで慣れているので、全く違和感がない。
  5. 〇 マイクを内蔵しているので、iPhoneで音楽を聴いている最中に電話着信があっても、耳から外すことなくそのまま応答できる。
  6. 〇 可搬型の収納ケースに予備バッテリーを内蔵することで実用上の駆動時間の延長を図るとは、よく考えたものだ。
  7. △ 装着時の見た目が何ともで、「チャラリ~ン、耳からウドン!」の外見は好みが分かれるだろう。個人的には、慣れてしまえば気にならないと思う。
  8. △ 丸っこい形のケースは、Appleらしい洗練されたデザイン&質感と言えば言えるが、如何せんツルツルで引っ掛かりがなく、いつか落としそうな不安感がある。
  9. △ 片耳を外すと再生が一時停止し、再装着するとそこから再開する。これは一見便利なようだが、音漏れの確認が一人でできない欠点がある。
  10. × オープンエア型なので屋外では雑音を拾ってしまう。イアパッドのようなものを付属してほしかった(耳に入る部分は、センサーだらけなので所詮無理な相談か)。


Bluetooth接続時:蓋を開けるときの画面表示

 

【まとめ】
 何と言っても快適な別次元の使用感に尽きるでしょう。落ち着いた音質と期待を裏切らないAppleらしい洗練された質感(物心両面において)にも満足しています。

 筆者は、もともとiPhone、iPad、Mac使いなので、連携という面から他社製品はほとんど視野にありませんでしたが、価格的にもこの範囲ならリーズナブルだし、C/Pは極めて高いと感じます。

 Made in Japanの凋落、Apple製品も中身は中華、という若干残念な話はこの際ゴックンと飲み込んで、他人様にも自信を持って勧めたいし、何よりもまず自分でAirPodsを充分に楽しみたいと思っています。

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