最近の話題から_2017/07

 暑かったと思えば大雨や雹が降ったり、クーラー止めて首まで薄がけに包まって寝る晩があったり、夏本番がすぐそこで足踏みしているような昨今ですが、諸兄諸姉におかれてはいかがお過ごしでしょうか。

     

 

さて今日は、最近目に留まったニュースや話題から偏見に満ち満ちた感想を3点ばかり。

 

(1)この時期、急に強まる女性政治家への風当たり

稲田朋美防衛相が辞任 首相「心からおわび」<産経ニュース>

蓮舫代表を辞任に追い込んだ厳しすぎる現実 <東洋経済>

“不倫”疑惑 *今井絵理子*議員が謝罪 事実関係は・・・ <ANN News>

 議員や閣僚、要職を務めるくらいの方々だからひとかどの人物ではあろう。だがしかし、人間だれしも至らぬところはある。欠点、失言、勇み足などはあって当然だし、時にはある日突然誰かを好いちまうことだってある。

 それを近しい人ならまだしも、マスゴミ、もといマスコミから世間一般の人までが「女性」というだけで少々辛く当たり過ぎてやしないか。おかしな取り上げ方、見方をしてやしないか。

 実情はよく知らんが、仕事を全うしていない人達ではない。むしろ筆者には、多少的外れだろうが何だろうが一生懸命やっているように見える。選ばれて要職に着いたからには優れた業績を上げて当然、失策などあってはならんという理屈も分からないではない。だが冷静かつ是々非々(政治家の物言いがうつった)に評価もせず、あげつらい吊るし上げるだけの一部マスコミ及びそれを鵜呑みにしてしまう世間様が幼稚に思えて仕方がない。

 

(2)デジタル化で姿を変えつつあるカメラ業界

スマホに食われたカメラ…苦境続く業界「市場縮小は止まるのか」 〈SankeiBiz〉より引用

 写真撮影は、カメラを搭載したスマホで十分というユーザー意識の変化を受け、いま、深刻なカメラ離れが起きつつある。ニコンは昨秋、希望退職を募集。国内で1000人以上が応じたが、もう一段のリストラがないとはかぎらない。今年7月、創立100周年を迎えるニコンの現実だ。
 デジタル化が進んだ平成18年に、カメラ事業から撤退したコニカミノルタ。すでに複合機やヘルスケア事業に軸足を移して10年超がたつ。その脱皮ぶりは祖業の面影がもう分からないほどだ。
 各社はピンチと新しいトレンドを追い風にできるかどうか、正念場を迎えたといえる。」

 ニコン、キャノン、オリンパス、ペンタックス、ミノルタ・・・、学生時代に一眼レフを買う時、個性あるレンズ群やマウントからブランドの選択に迷ったのが懐かしい。

 撮り終えたパトローネを握りしめて写真屋に行き「同時プリント!」と唱え、受付票を枕の下にいれて待つこと3日。この意味を理解する人も今や希少種となってしまった。

 昨今は婦女子を含む世の中の誰もがスマホで写真を撮り、速攻ネットに上げる時代だ。SNSの全盛もしばらくは続くだろう。ミノルタが変化を先読みし素早く転身したとき、既にロッコール教信者となっていた筆者は、手元のSTRスーパーに目を落とし途方に暮れた。遠い昔のことである。

 

(3)何もしない幸せ

天龍源一郎「2年前に引退してから、何もすることがない」〈AERA〉より引用

 趣味がたくさんある人はうらやましいなとは思いますけど、体も悪いしこれから何か趣味を持つことはないでしょうね。これまで自分がやってきたことがそれだけ分厚いと思っているから、新しいことをやる必要がないのかもしれません。

 ゴルフ、釣り、ギャンブル等々メジャーなものに縁はないが、ギター、写真、自転車、ご朱印、ブログ、盆栽などマイナーな趣味なら負けへんで~、偏ってるし広く浅くだけどさ~、と妙な自負を持つ筆者。この天龍氏の言葉は結構ズシンと来た。

 身体を張った濃い人生とその対極にある我がそれ。どちらがどうと決めるものではないが、昨今の世情、薄っぺらいわが身ほかいろんなものに照らし、ただただ(カッコえぇ)と思った。

 

暑さはこれから本番を迎えます。美味しいものでも食べてお元気でお過ごしください(._.)v

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