四国八十八ヶ所札所巡り_第5回(前置き編)

 8月中旬に5回目の巡礼に出かけるに当たり、コースと行程などをだいたい決めたので簡単に整理しておきます。

 

1_今までの経過と今回(※印)の概要
  • 第1回:2007年11月、1~6番(広島発、徳島日帰り)
  • 第2回:2016年4月、7~19番(東京発、徳島市in~徳島市out)
  • 第3回:2016年5月、20~23番(同上)
  • 第4回:2016年12月、24~35番(東京発、徳島市in〜高知市out)
  • ※第5回:2017年8月、36~43番(東京発、高知市in〜松山市out)
  • ※36~39の4か寺で高知県が終わり、いよいよ3県目の愛媛県に入る。
2_今回のコンセプト
  • 【感謝】健康な身体で四国の寺を訪ねてを歩ける幸せに感謝する。
  • 【出会い】一期一会を胸に刻み道々出会う方との交流を大切にする。
  • 【緊張感】怪我なく無事に巡礼できるよう適度な緊張感の維持を心がける。
  • 第4回の所感から上記の3点を今回のコンセプトとしたい。改めて読み返してみると、思いのほか納得できる事柄に我ながら感心した(すぐに忘れてしまうのだが)。
3_コースの特徴
  • 四国へのアプローチは、今までと同じく往復とも夜行高速バス(琴平観光)。
  • 今回の大きな特徴は、第4回までと比べ寺と寺の距離が概して遠く、ほとんどの区間で鉄道又は路線バスを利用することである。
  • 延いては、入口の高知市から出口の松山市まで鉄道、バス、徒歩を含め約430kmあり、おそらく88カ寺を廻る全行程中、随一最大の移動距離となる見込み。
  • 救いとしては、急坂の上、あるいは山の上に鎮座するお遍路泣かせの寺がないこと。3、4回にはずいぶん辛い上りがあり、荒天が重なったときにはマジで泣けた。今回は泣かなくて済む(・・・と期待)。
  • 宿泊は3泊で、37番宿坊、ビジネスH、民宿とバラエティに富む。特に2度目の宿坊では、食事と朝のお勤めが楽しみである。
4_その他
  • 四国の西側を大きく周る今回のコース。初めて足を踏み入れる地域だし、不便な地域であるがゆえに素朴な日本の原風景に出会えるのでは、と期待している。
  • 37~38番間では四万十川を渡り足摺岬を目指すが、残念ながら清流や黒潮を愛でる余裕、観光の時間はおそらくない。欲張らず人生の楽しみとして取っておくとしよう。
  • 最終日は、松山市での帰京バス待ちの時間を利用して道後温泉に立ち寄る予定。長旅の垢と疲れは、歴史ある温泉でさっぱり落として帰る寸法である。

以上が、8/15~20の正味4日間で8か寺を回る今回の計画概要です。

 一年中で一番暑い時期なので体力面がやや気がかりですが、上に書いたように楽しみもいっぱいありますし、諸行無常と諸法無我の境地で、まずは無事故で無事に戻って来ることを一番の目標にしようと思います。南無大師遍照金剛。

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