某所から頼まれてサクッと書いた原稿

「1000文字を4日間で」と某所から原稿を頼まれました。

 お題は(新人につきよろしく)で、自分のことを書けば良いのでそれほど苦も無く以下の文章を書きましたが、掲載されるメディアの公開範囲がかなりマイナーなのでその腹いせに・・・(汗)、もとい一人でも多くの方に読んでいただきたいので、ここに掲載しておきます。

ま、最近の話題といえば、この辺しかないでしょ。


 平成28年3月末に〇〇を定年退職し、この度〇〇に〇〇させていただきました〇〇です。どうぞよろしくお願いします。

 不肖私、就職以来39年間、〇〇で〇〇として〇〇に関わる仕事をしてきました。一技術者としては変化とバリエーションに富んだ職業人生を歩ませていただき、これまでお世話になった皆様に深く感謝すると共に、自らの歩んで来た道を振り返りながら、残りの人生に思いを巡らせているところです。

 閑話休題、
 「巡る」と言えば退職以後、私は四国巡礼を始めました。いわゆる「八十八か所札所巡り」や「お遍路」などと称されるもので、杖を頼りに菅笠、白衣でお寺参り・・・、有名人でも何人かの方が思い浮かびますね。

 この4、5月には、正味6日間で徳島県内の一番から二十三番の寺を廻りました。約110km歩いたとはいえ23/88ですからまだまだ道は半ば。

 さてここで、残る3県に跨る65カ寺に思いを馳せつつ、意外に知られていない四国巡礼を、独断と偏見で簡単に解説させていただきます。

1.四国巡礼とは何なのか
 八十八寺を巡り、本堂と大師堂にお経を納めて心身を清め、併せて功徳を積み重ねること。その証として納経帳にご朱印をいただくが、スタンプラリーとの混同は禁物である。
2.時間的スパンはいかほどか
 全行程1220kmを歩き通すと50~60日かかると言われる。一方、電車、バス等の公共交通機関を併用すれば体力の消耗は少なく時間の節約にもなる。私は地元貢献も大切と考え後者で廻っている。
3.煩悩、雑念は振り払えるのか
 結果としてそうなるかもしれないし、人によっては何も変わらないかもしれない。ただ、長い歴史があり何十遍も廻る方が居られることからして、何かがあるのは間違えない。
4.菅笠、白衣、金剛杖ほかの装束は必須か
 十分条件ではあるが、形は自ら選択するもので義務ではない。菅笠などは分かりやすい利点はあるが、四国を離れると浮いてしまうのが欠点である。なので私はザックに収まる程度の服装で歩いている。
5.何が楽しいのか
 決して楽しくはない。むしろ延々歩くことは苦行に近いし、山登りでヒーハーする場面もある。追剝ぎに会うかもしれない(それはない)。ただ夕方、宿に着いた時の達成感、安堵感と冷えたビールは、何物にも代え難い。

 以上、自己紹介と最近の興味について書かせていただきました。今後とも人様とのご縁を大切にし、少しでも皆様のお役に立てるよう精進したいと思います。

ご精読ありがとうございました。

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