鍼治療とは血行が良くなるものと見つけたり

 先日、予告したとおり、難聴、耳鳴りのため、鍼治療に行ってきました。第1回のレポートです。

 予約時間の20分前に行って、まず受付して問診表に症状などを記入した後に、短パンで診療ベッドに横になりました。

 初めてなので、ちょっと緊張。イタイノダロウカ・・・

 施術は大先生ではなく、先ほど受付してくれた体格の良い白衣のHさん、女性です。鍼灸師さんというのでしょうか。

 まず、俯せの姿勢で首から背中、ふくらはぎまで、上から順に鍼が刺されます。思ったよりは痛くはありませんが、時々、神経に直接刺さるのか「ズンッ!」という刺激があるので、気が付くと全身に力が入っている感じです。

 参考までにと思いHさんに鍼を刺す深さを聞いてみると、「場所によっては1cmくらい」という答えが返ってきて、しまった、聞くんじゃなかったと後悔しました。

 10分くらいで一通り刺し終わり、そのままの姿勢で保温シートを被せられ20分間放置されます。ウトウトしたと思ったら起こされて鍼を抜かれ、今度は仰向けになり、身体の前面側です。

 頭のてっぺんから顔面、胸、腕、腹、脚、足、そして肝心の耳まで。いったい何本の鍼を使うのでしょうか。背中側より明らかに多いです。

 中でもきつかったのは、鼻の下に刺す一本。Hさんも「誰もが嫌がるところです」と仰っていましたが、その刺激は歯医者さん系の痛さで、決して慣れるものではないでしょう。次回は、この一本だけは勘弁してもらいたいです。

 さて、前面側も一通り刺し終わり鍼坊主状態になると、今度はそのまま40分間放置してくれます。鍼の効果か、ちょうどホカホカと身体が温まって来る頃合いなので、完璧に落ちます。熟睡でした。

「・・・はい、起きてください」

 (ウ~ン、もっと眠っていたい)と思いましたが、本日は、これでおしまい。着替えて会計して、1週間後の再施術を予約して帰ってきました。

 第1回目にしては、割と落ち着いて受けることができましたが、実感できた効果は2点。(1)全身の血流が良くなった、(2)首の凝りが取れた、というところです。

 今回の施術の狙いである難聴、耳鳴りに効果が出るかどうか、確認のため5回くらいは通ってくださいとのことでしたが、健康保険の適用外だし、今後の通院は、費用対効果の様子を見ながらかな〜、と思っています。

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