お願い看板を定義する

 お願い看板コンテストの投稿が3年前の第4回で止まっているにもかかわらず、こんなタイトルの記事を書くなんてどうかしていますね。

 間が開いているからといって興味を失っているわけはなく、その後も街なかでキョロキョロしながら写真だけは撮り溜めているのです。

 ただ最近は、焼付け塗装やアクリル板製のマスプロ製品に混ざって、経費節減の折からか、いかにも工事現場オリジナルといった風情のパウチものが増えていたり、また、ヘルメットのおじさんが今週の作業予定を説明をするだけのものがあったり、どこまでを「お願い看板」と捉えるのか迷うことがありましてね。

 なので、とんでもなく遅ればせながらではありますが、この際私なりのローカルルールを定義しておこうと思った次第です。

お願い看板とは
 当該工事又は作業の主体が自らの意志により現場の周囲に掲示する標識で、以下のうち1つ以上の意図が表されているもの。
 表記は、文言、図画、写真等の組み合わせとし、壁面懸垂,立て看板などの形式は問わない。
  1. 付近住民及び通行人が被る迷惑への謝罪
  2. 工事又は作業への理解と協力の依頼
  3. 安全優先の誓い

 

で、できた。

 この定義からすると「工事現場内立入禁止」とか、「今週の作業予定」を説明しているだけのものはお願い看板とはいえないのだけど,今までにアップしたものには入れちゃってるかもしれませんね〜。可愛いイラストやキラリと光るアイデアには弱いもので。

 要するに本定義は一応の目安であって、現場で働く人達の気持ちが少しでも汲み取れるものであれば、「それもアリ」ということにして今後も柔軟に拾ってゆくつもりです。何事も遊びがないと続きませんからね。

 皆々様。今後ともお願い看板の蒐集にどうか理解と協力のほど、よろしく「お願い」いたします。

【追記】9/13
 本記事を投稿した時点でのPVは、100,038
 奇しくも、100,000PV突破記念エントリーとなりました。m(_ _)m

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