加賀藩上屋敷跡から東を望む

日々流転的備忘録

無縁坂を登った先は前田の殿様が住まう加賀藩上屋敷(※1)じゃ。鉄門を潜り十五階層の物見櫓に上がれば、不忍池から遠く上総の山並みを背景に武蔵の高さは江戸空木塔(※2)の威容が眺められるでな。

※1:ご維新の召し上げ後、新政府は医学校を建て多くの医師を輩出したという。
※2:後の世にて「ときおすかいつりー」と改称され、東洋一の高さを誇った。

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