W大学応援部吹奏楽団

その昔、土曜か日曜の朝、早い時間にNHK-FMに「ブラスの響き」というプログラムがありましてね。バロックなどの格調高い吹奏楽を、半覚醒状態のままヌクヌクと布団の中で聴いていました(大作曲家の皆さん、すまん)。

もう少し記憶を遡ると、十代後半から二十代にかけて、ブラッド・スウェット&ティアーズ、シカゴ、チェイスなどの、いわゆるブラスロックが好きで、その発展形かつブラック・ファンク版である黒人バンド、アース・ウィンド&ファイアに傾倒し、さらに和製ブラスロック&ビジュアル系バンドであったスペクトラムにもシビレ、その東京公演は全てのステージを踏破するという青春時代を送っていた私。

そういやぁ、新田一郎のファルセットヴォイス、渡辺直樹のチョッパーベースも良かったな。

前置きが長くなりましたが・・・

昨日4日は、名門W大学応援部吹奏楽団の定期演奏会に行ってきました。広島赴任時代にお世話になったギタークラブのKさんに教えていただいたもので、前振りのように元々ブラスの響きが好きなのと、Kさんの息子さんがSaxで出演されるとのことで、仕事を早めに切り上げて新宿文化センターにイソイソと向かいました。

その吹奏楽団の演奏は、業界(何の業界やねん)の事情に疎い私の想像を遥かに超えたものでした。前半の1,2部が重厚な「静」とすれば、後半の3部は対照的に華麗なる「動」。大学生の部活だからとか、入場料が500円だから(失礼!)などという先入観は見事に裏切られ、自宅でこの文章を書いている今も感激の余韻が残っています。正直言ってビックリしました。

大学の吹奏楽団とは、皆こういうレベルなんだろうか。

特に3部は、ショーアップされた一流のエンターテイメントと言っても良いステージで、ユーフォニアム、クラリネット、サックスなど単一楽器のアンサンブル演奏に続いて華々しく登場したマーチングバンドは、1,2部で折り目正しくSF交響ファンタジー第1番などを吹いていた学生と同じ人たちとは思えませんでした。別に雇ったプロのバンドです、と言ってもらった方が安心できるくらい。

若いっていいな、学生に戻って一から出直したいなと思った2時間半。仕事で少々ザラついていた気持ちが、会場を出るときにはすっかり癒され、逆にエネルギーを貰っていました。来年も是非聴きに行きたい!

Kさん、息子さん、ありがとうございました。

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