今日,職場の人と話していて思ったのが地方による味付けの違い。極端な言い方になりますが,甘い,辛いの指標で言うと日本地図上の右上り45°方向に右上に行くほど塩辛い,左下に行くほど甘い,というイメージを私は持っています。広島は東京よりは明らかに味付けが甘いです。代表的な例が「オタフクお好みソース」。
ソースという名前ではありますが,キッコーマンやブルドックとは明らかに別物で,ご当地で味わう分にはお好み焼きとセットで納得して食べてしまいますが,ソース単体としては極端に甘口です。それと味噌も甘いです。職場の食堂の味噌汁には未だに違和感を感じて七味唐辛子をガンガンぶち込んで(あっ,失礼),パラパラと品良く振りかけていただいています。
九州のほうに行くともっと味付けが甘くなりますね。薩摩揚げ(地方によっていろいろな言い方があると思いますが)なんかは特に感じます。「砂糖は旨み」とも言いますが,自分で料理をするようになって,難しいとおもうのが砂糖,味りんなど甘みのコントロールです。塩は少ないに越したことはないげれど,甘味調味料は使いすぎれば甘味でベッタとし,少ないと味が物足らないという面があります。甘味に限らず味付けは極めて個人的な問題でもある反面,地域性や背景,歴史などを探ると面白いのではないかと感じています。
30年ほど前に広島周辺にサイクリングへ行ったとき、お土産におたふくソースを買ったことを思い出しました。東京にはない新しい「味」でした。関西風の味もいいのですが、東京に帰ってきたら連絡をください。藪蕎麦の塩っ辛いツユをにたっぷりつけたザルをあてに一杯やりましょう。
ところで私も朝、皇居の近所で雀に餌をやってるのですが、指先の餌を取るようになったのですが手のひらには乗ってくれません。まだ雑念が多いようです。
蕎麦屋で一杯,粋ですね。
陽の高いうちからやりたいです。
手乗りスズメは正直言って驚きでした。
>>まだ雑念が多いようです。
大丈夫です。
あわよくば足を捕まえて,家に持って帰って・・・
なんて煩悩だらけの人間の手に乗ってくれましたから。(笑)