広島の職場の敷地内に大きな水溜りがあって、そこに最近アメンボがたくさん泳ぎ始めました。
それを見ていてふと思ったのが今日のお題。
その水溜りは4月初旬、私が最初に見たときにはただの窪みでした。ある事情でその窪みが出来たのは、周りの人の話でこの2月。水が溜まり始めたのは4月中ごろから。
そこの土の中に元々卵があったとは考えにくい。そうかと言ってアメンボが空を飛ぶところは見たこともないし聞いたこともない。
…なのに突然のようにアメンボが水面を滑りだすとは。
そこでウィキペディアで調べてみると…、こりゃトリビアのデパートですな。
- カメムシ目に分類される昆虫
- 成虫は空を飛ぶ!
- 水面近くの石や植物に卵を産み付ける
- 肉食で餌は他の昆虫の体液
- 水の表面張力が弱まると溺れ死ぬ(石鹸や界面活性剤は大敵)
「アメンボ」とは飴のような匂いがすることに由来することくらいは知っていましたが、あの将棋の駒に6本脚を付けたようなカメムシの仲間だとは。
【閲覧注意】→ウィキペディアの写真
拡大すると何となくカメムシに似ているような、いないような。ムムッ、遠くから見るに限りまする。
ということは、わが社の水溜りのアメンボも空を飛んできた親の子孫ということなり、疑問は見事に解決して目出度し目出度し。
今日はこれまで。
・・・と思いましたが続きがあります。
実はその水溜りには、ボウフラが湧かないようにある薬品が投入してあります。係りの人の話では殺虫剤ではなく昆虫の幼虫が成虫になるのを阻止する薬品なのだとか。
なんでもホルモンバランスを崩して幼虫のまま一生を終えるようにする薬品で、毒性はないのだそうです。確かにボウフラから蚊になって人を刺すから駆除しようとするのであって、ボウフラが水中にいるだけなら人間には何の被害もありません。
むしろアメンボ君の餌になるやもしれません。一級河川にユスリカが発生したときに使われたこともあるそうです。
ただし今度は、毒性は無いといってもホルモンバランスを崩すような薬品を無制限にばら撒いて良いのか?という疑問が湧きますね。水から土中に浸透し食物連鎖を経て、やがて人間の口に入る…、なんてことは無いのでしょうか。
翻って、アメンボ君は幼虫のときから水上で生活しているので影響なし。
遠目にはスマートで繊細に見えるけどドッコイ、アメンボ君て以外に強面でしぶとい虫なんですね(汗)。
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すみません、記事の内容ではなく写真のほうに反応してしまいました。
すみません、私も写真に思いっきり反応してしまいました(笑)。
手乗りスズメなんて初めて見ました!!!
鳩なんかは餌を持ってるって分かると図々しく(笑)頭にまで乗っかってくるけど
スズメは絶対に一定以上近づかないですよね。
このスズメは人懐っこ過ぎっ!(笑)
Takaさん
笑っていただけましたか?暇なのがばれちゃいましたね。
言わなくても解る?ごもっとも。(笑)
しのぶさん
私も手乗りスズメには初めて出会いました。
たくさん寄って来て人の顔色まで伺うんだから恐れ入っちゃいます。(笑)
もともと警戒心の強い鳥が人懐こい,ということは
都会の生活になじむように進化していると言うことでしょうか。
それともメスが私のフェロモンに引かれて寄って来たとか。(笑)
hideandseekさんは「スズメのフェロモン」を出しているのですか!?
愛に境界は無いのです。(笑)