広島の街で感じることのひとつが都市インフラのすばらしさです。街中を歩くと道路、河川、公営住宅などが整然と造られていて、他の都市との違いを明らかに感じます。中でも道路の良さは全国的にも特筆すべきものがあるのではないでしょうか。なにしろ「平和大通り」なんて緑地帯を含めて幅員が100mもありますから。
Wikipediaには広島市を平和記念都市として建設することを目的として、1949年に「広島平和記念都市建設法が制定された」とあります。原爆の被害で焦土と化した広島の街を復興させ、そして平和の象徴として新たな都市建設がこの法律によって行われた、あるいは行われつつある、ということのようです。
で、道路ですが、あまりにも良過ぎるのですよ、これが。特に自転車で走ると不便を感じることが多々あります。
(1)幹線道路の車道に路側帯がない。(自転車は歩道を走らざるを得ない。)
(2)幹線道路に横断歩道が少ない。(歩道橋や地下道になっていたりする。)
(3)左折車線が当たり前にある。(自転車の場合、これは脅威である。)
(4)信号がやたら長い。(道路幅員が広いのでやむを得ないが、イライラする。)
ただ、まあその分、歩道が広かったり、バス停が歩道側に食い込んで造ってあったり、良いなと思うところもたくさんあるんですがね。広島市内は基本的に平地でほとんど坂がありませんし、スケール的にもコンパクトにまとまっていますから、自転車利用者にとってはとても都合の良い街なんです。だから通勤、通学、買い物などに自転車を使う人がとても多い。これは本当。半端じゃありません。そして皆さん、歩道を走っていらっしゃる。
だから私が感じているようなことを感じないのか、または諦めているのか。駐輪場なんかもあるような、ないような状態だし。何れにしても、広島においても自転車の存在が都市基盤の整備や道路交通の中で中途半端か無視に近い状態に置かれているという、どこの都市も同じ状況だよ、という報告でした。
ご無沙汰しています。
新しい地での、生活はいかがでしょうか?
さて、昨日カレー屋さんでツアーオブジャパンの奈良ステージの取材の「くりらじ」の公開収録が有りました。
http://cycling.c-radio.net/
収録後も、ケルビムの事でプチ盛り上がりでしたよ。
今は息子さんが引き継がれてますが、きっちり技術を引き継がれており素晴らしいフレームビルダーとベタ褒めでした。
kimiさん、こんばんは
ケルビムが元気なのは嬉しい限りです。こちらでは唯一の足なので付き合う時間が増えました。ただ買い物の時は大きなカゴが欲しいです。(笑)