三太物語

(日曜日にアップするつもりだった記事。少し間が抜けていますがお付き合いください。)


この1週間は忙しい日が続きました。気が付いたらWindows Vistaが発売になり,月が2月に替わり,それから・・・ゲッ!一つ年を取っていました。

実は節分が私の誕生日なので子供の頃は毎年ケーキと大豆という変な食べ合わせで祝ってもらっていました。もちろん恵方巻なんてものはありませんでした。Wikipediaの365日で見てみると,誕生日が同じ人でビックリするような有名人はいません。話題にするとすれば「エルモの誕生日」か「福沢諭吉の命日」くらいですかね。どちらもフ~ンで終わりそうですが。
(笑い転げるエルモ:YouTubeより)

そんな中で目を引かれたのがこれ。
アメリカ・ネバダ州では2月3日は「ジュディ・オングの日」なんだそうです。何でも1990年に彼女がラスベガスでショーを開き,文化の架け橋となったことを記念して州知事が制定したとか。普通の歌手(ご,ごめんなさい!)がショーを開いただけで「****の日」になるものだろうか?と考えるとその当時の状況ってすごく興味が湧きます。彼女,ネバダ州にどんな貢献をしたんでしょう。

歌手兼女優であるばかりでなく版画で日展入選も果たしているジュディ・オングですが,私にとってはいつまでたっても「三太物語」の花子なんですね。「三太物語」は昭和30年代に放映されたテレビドラマで,花子はそのヒロインでした。因みに主人公の三太役は渡辺篤史。毎回必ず「おらあ,三太だ!」の台詞で始ったことを覚えています。ひょっとすると題名も「おらあ,三太だ!」だったかもしれませんがはっきりとした記憶がありません。

ドラマの雰囲気を再現してみます。(台詞は適当な創作)

(番組の冒頭,場所は学校の教室。カメラ目線の三太の独り言)
「おらあ,三太だ。昨日は村でえれぇことがあったんだぁ。三本杉の源爺ぃんちで飼ってるヤギの次郎丸が,隣のトメ婆さんちに上がり込んじまったんだと。そんで腹減ってた次郎丸がよ,トメ婆さんがでーじ(大事)に取っておいた書き付けを食っちまったもんでぇ,怒った婆さんが箒を持って追いかけ回したんだと。そしたら次郎丸のやつ,こともあろうに囲炉裏に架けてあった煮豆の鍋をひっくりけーして中身をぶちまけちまったもんで囲炉裏の灰が舞い上がってよぉ,家ん中,真っ白けになっちまったんだと,グハハ。そんでもって源爺ぃは次郎丸の首根っこをつかまえてよぉ・・・」
(後ろで級友と話していた花子役のジュディ・オングが振り返る。)
「ちょっとぉ,三太さんっ,そんなとこでブツブツ言ってないで早くこっちに来て手伝ってよ!」

毎回,冒頭にこのパターンのやり取りがあって物語の本題に入って行くという,妙に安心して見ていられる番組でした。水戸黄門の8時45分を先取りしていたと言えるかも知れません。(そんなことはない)

はぁ~=3,ため息を一つついてと。
そんな昔のことは覚えているのに,今日会った人の名前が覚えられなかったり,人から預かったものをポケットにしまい込んで忘れてしまったりするんですから,いまさら年の一つや二つ取ったからってど~ってことありません。そんな週末でした。

2件のコメント

  1. お久しぶりです。
    で、お誕生日、おめでとうございました。
    もう、お酒が飲めるお年になったのでしょうか?(笑)

  2. Takaさん,どーも!
    自慢じゃねーがおらあ30年以上めーから飲んでるだ。
    γ-GTPが怖くて酒が飲めっかぁ!
    ってカラ元気だけでやってます。(笑)

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