ダンボールの魔術師

これ、なんだと思います?

7月に買ったノートパソコンの梱包材で、段ボール箱の中でこれがPCを両側から挟んで固定していました。

 

以前はこの手のものにスチロール樹脂の成形材が使われていましたが、最近は環境を配慮して段ボール紙製のものが多く使われています。

 

改めてしげしげと見ると、とても凝った造りに興味が湧いてバラしてみました。

1枚のダンボール紙から…………という無理筋の予想は外れ、5個の部品になりました。

 

3枚はとても複雑な形状で、ヤマ折り、タニ折りが複雑に組み合わされ分解するのも大変です。

イライラして引っ張ったら1箇所、千切れちゃったよ(汗)。

箱の裏にはMade in Chinaの文字が印刷されていました。

 

しかし、この技術にはちょっと唸りましたね。

複雑な形状のダンボール紙を折り畳み組み合わせて、三次元の、電池を入れたら歩き出しそうな形にしていると理解はできますが、「はい、組み立ててみて」と言われたら私は即刻、「無理、ごめん」と謝ってしまうでしょう。

 

形抜きされ折り目がついた状態でも組み立てるのは至難のわざなのに、これを設計した人ってどんな頭をしているのでしょうか。

発想として折り紙と通ずる部分もあると思うので、日本の技術も入っているとしたら、この手の技術、ノウハウも中国に流出しているのだろうか、などと処分しようとした段ボールからいらんことを考えてしまいました。

 

 

 

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