午前中、いつも利用するM病院の眼科に行って来ました。
それに関連して今日は”薬”の話です。
数年前に受けた人間ドックで右目に緑内障(参天製薬HP)が見つかり、即座に眼圧を下げる目薬を差し始めました。
いつも診てもらっている眼科のH医師は、「失明したくなかったら一生差し続けて下さい」と慈愛に溢れたアドバイスをくださるので、今でも律儀に2種類(KとM)の点眼を続けています。
いきなり現実的な話になりますが、実はそれらの目薬がえらく高価なのです。
いつも6カ月分づつ処方してもらいますが、診察料込みの3割負担で1回7000円ほどかかるので、失明防止のためとはいえ今後も延々と続く通院としては少々痛い金額です。
ところで最近、「ジェネリック医薬品」という名前を良く聞くようになりました。
それは、特許の切れた医薬品を他の製薬会社が製造・販売することを差し、全てではありませんが多くの薬にローコストでほぼ同じ薬効のジェネリックが販売されているのだそうです。
今日の診察時に、私の目薬にジェネリックがあるかどうかをH医師に尋ねてみたところ、Kは無い、Mは有る、とのことでした。
ただ、H医師はジェネリックに消極的でした。その場で理由をいくつか聞かせてくれましたが、私にはどれも決定的なものには感じられませんでした。
医師の前で患者は弱いものです。医療費の負担割合も現在の3割から上がりこそすれ下がることはないでしょう。
一方、医師と病院、製薬会社など”業界側”には、一般人が知り得ない事情もあるとは思います。
しかしながら、同じ医療であればよりローコストにという願いは、医療を受ける側にとっては共通のものです。
ジェネリック医薬品を求める患者の希望が叶えられないような障壁が何かあるとしたら、少しでも早く取り除いてもらいたいと思った通院でした。
【緑内障シリーズ】
こんばんは。。
ご無沙汰しちゃってます^^;
私もジェネリック医薬品のことはCMなどで気になっていました。。
最近は殆んどお医者にかからないでいますが、今度風邪などひいた時には
先生に聞いてみようと思います。。
でも、病院側としては『安い=儲からない』って言うことに繋がるんでしょうかねぇ。。
maaさん,こんばんは。
何と言っても病院や薬にお世話にならないことが一番です。
ジェネリック医薬品があまり普及していない主な理由は(ネット内の情報によると)
①ジェネリック医薬品の情報が医師,病院に伝わっていない。
②供給量が少ないため医師が処方しても薬局に置いていないことがある。
③薬価が低い。(病院の収入が減る。)
④日本人のブランド志向(ジェネリックの製造は中小企業が多い)
いろいろ難しいようです。
話は変わりますが【花の図鑑】が着々と進んでいますね。
いつも見させていただいています。
素晴らしいテーマ,頑張って下さい。(^_^)/~~
日本では良くも悪くも(いい所があるのかどうか知りませんが)医薬分業がなされていないことが一つの原因かもしれません。都会ではどうか分かりませんが、田舎では開業医がクリニックのすぐ近くにわざわざ処方箋薬局を建ててますから。
医師がどの薬を処方するかに深く関与すれば、製薬会社の医師への売り込みはそれなりに強くなり、特定ブランドを使わなければ、いろんな「特典(リベートとか接待とかだけでなく安定供給とか新薬に関する情報提供なども含め)」が失われてしまうこともあるのかもしれません。
薬剤師がいつまでも医師の「アシスタント」的な立場に抑えられている状況が変化することが消費者にとってメリットがあるのではないかと感じます。
普及していない主な理由。。そういうことなんですね。。
日本ではこう言う形態はなかなか受け入れられないんでしょうね。。
なんだか折角のCMが可哀想です。。
図鑑。。見ていただいてありがとうございます<(_ _)>
いつまで続くのか分かりませんが出来る限りUPして行きたいと思っています。
また、遊びにいらしてくださいね!!
お待ちしています^^
Takaさん
仰るように医師と薬剤師の役割分担にも問題がありそうですね。
ネット内の情報によれば,医師が処方箋に薬の一般名を書くようにするとか,
薬剤師の代替調薬を認めるとか,いろいろ方策はあるようですが,
患者の方もコスト意識を持つことが大事なのかも知れません。
でも飲み屋だと500円,1000円で高いの,安いのって騒ぎますけど,
医者の前に出るとなかなか言えないんですよね。
我ながら小市民だと思います。トホホ・・・(-_-;)
maaさん
患者側も医師の言うことを一方的に聞くばかりではなく,
「同じ効果ならばより安い薬を!」とか「もっと詳しく説明を!」
などの声を上げないといけないんでしょうね。
またおじゃまします!