今回は、最近はまっているお茶の話を。
以前にも書きましたが、筆者はコーヒーが苦手で日常の飲み物は専らお茶なんです。具体的には、中国茶のような発酵系やハーブティーが好きでして。
で最近、近所のKALDIで試しに買ってとても良かったのがこのお茶。
Yogiブランドの「Throat Tea」、ジャン!
パッケージのデザインや花柄からいかにもエスニックなテイストが漂ってきますが、イメージどおりインドの伝統医学「アーユルヴェーダ」の先生が日頃振舞っていたお茶を、その弟子たちがアレンジ、商品化したハーブティーのシリーズとのこと。
◆ アーユルヴェーダとは/Ayurveda Beauty College
Yogiのサイトには現在、9種類の掲載があります。
KALDIには4〜5種類置いてあったような・・・
配合されている素材は、こんな感じ。
効能としては、のどの炎症を鎮静化するするそうです。
だからThroat、「のど茶」か…
色はこんな感じ。
飲んでは、多くのハーブティにありがちな方向性の鋭い香りや口当たりではなく、素材を上手にブレンドしたまろやかなお茶という印象です。
特に筆者のツボにはまったのは、喉越しの寸前に来る独特な甘草の甘みで、これがなかったらこうして記事に書くことはなかったでしょう。
タイトルの40年は一体なんなんだ、という話ですが…
20代の頃、仕事で岩手県の盛岡支店に出張したことがありましてね。たしか、新築する社宅の敷地やインフラの下調べでした。
まだまだのんびりした時代で、支店のカウンターパートに当たる担当者の鈴木さんが、「仕事にかかる前に、ま、ちょっと…」ということで、ストーブにかかったヤカンのお茶をいただきながらしばし歓談、世間話でまったりしました。
その時、鈴木さんがそのお茶を「へへ、美味しいでしょ」とニヤッとしながら自慢したのをなぜか今でも覚えています。
麦茶のように色の濃い、確かに香ばしくて美味しいお茶でした。
例えとしてどうかとは思いますが、いわゆるドクダミ茶のような健康茶の類だったと思います。そして一番印象に残ったのが、喉を通る寸前に来るわずかな甘みでした。
まだ若かったし家では緑茶ばかり飲んでいたので、独特な味と香りの茶色いお茶は結構新鮮でした。
その後、盛岡で味わったあの風味を何かの折に思い出し健康茶のようなものを買って飲んでみるとどうも違う。また3年経って思い出して健康茶買う……、また違う。さらに5年経って……
そんなことをゆるいスパンで繰り返して早くも40年。
20代半ばの好青年は、いつの間にか皺とシミに埋もれたジーさんに姿を変えていたのだった……
……なんてほど歳をとっちゃいませんが、今回Throat Teaがそんな40年前の一コマを思い出させてくれたという次第です。
まとめです。
このハーブティーに興味が湧いたならどうぞお試しあれ。喉にも良いそうですから。
この時期、一杯のお茶で少しでも精神安定が図れるなら儲けものではないでしょうか。