筆者の場合、この年末年始は喪中だったので昨年12月初旬に年賀挨拶の欠礼状を一気に投函しました。
宛先は、毎年年賀状をやり取りする方々に加えて、昨年の退職、再就職ほかでお世話になった方、関わりのできた方など予測できる範囲で増やしたつもりでしたが、それでもこの正月、私的な年賀状を何通かいただきました。
・・・とはいえ年始に年賀状をいただけば、それはそれで有り難くて嬉しいものです。特に近況が分かる写真や添え書きがあったりするとなおさらで、内容によっては顔がニヤけたりしましてね。
(釣り好きMさんは、郷里での釣果と変わらぬ笑顔で元気そう・・・)
(現役Sさんは、相変わらずビッグプロジェクトの仕事で苦労している・・・)
(取引先Tさんのお子さんは、お父さんにはあまり似ていないな・・・)等々
皆さんには、先の三連休で「寒中見舞い」を書き上げて返信を差し上げました。決して自慢するわけではありませんが、PC・プリンターは使わず、自分の住所・氏名をゴム印で押す以外は表裏全て手書きです。
その方とのお付き合い、昔の出来事などを思い浮かべながら、(字が汚ねーよ!)と自分に突っ込みながら、一通一通チクチクと文面を書き切手を貼って仕上げるのは、それなりの手間は掛かってもなかなか楽しいものです。
今回の場合、東京近郊から遠くは大阪、長崎にまでその手紙が届けられ、相手の方がご覧になる一時を想像するのもまた楽しみのひとつです。
また、葉書そのものも年賀状より自由度があるし、切手やスタンプに凝ったりする楽しみ方もありますしね。
メール、LINE、SNS等での連絡やコミュニケーションが全盛の昨今、年に一度くらいは手紙を書きたいな~、と思う筆者にちょうど良いのが寒中見舞い、また、無理してデジタルを標榜、実践するアナログ人間である筆者のストレスを癒やしてくれるのが手紙なのかもしれません。