昨日土曜日は、母の納骨後、初めての墓参りに秩父まで行ってきました。諸事を含めて予定していた用事は午前中に済んだので、昼食に蕎麦を食べてから、街中をぶらぶら歩いてみました。
今回は、往復とも西武鉄道の特急レッドアロー号で行ったので、酒も飲めるし楽チンそのもの。しかも我輩一人だし。
武甲山は、長年石灰石の採掘で山肌を削られ、お世辞にもキレイな山容とは言えませんが、そこは秩父の象徴。堂々たるもんですな。
お昼を食べた蕎麦屋さんで、秩父も今年は暖かいと聞きましたが、やはり盆地の風は冷たい。
葉をすっかり落とした街路樹のハナミズキは、赤い実が何やら艶かしいです。
納骨の時に供養してもらった和尚様の寺を訪ねてみました。秩父札所十三番の慈眼寺。
予備知識なしでお邪魔したところ、眼病平癒の寺と知りちょっとビックリ。緑内障を患う息子を思い、故人が引き合わせてくれたのかな〜、などと感じ入りました。
それにしても本日は良い天気。この時期、関東平野に独特な掛け値なしの晴天ですね。
強い光でこの世を全て光と影の二つに分けてどうしようってんだ。写真好きとしては、嫌いじゃないですけどね〜
もう一枚。酒屋さんにもスポットライトが当たっていました。
ウィンドウには、「イチローズモルト」とやらが置いてあり、とても気になる。あのイチローさんか思いきや、違うイチロー(肥土伊知郎)さんが醸しているそうな。
ちゃんと秩父神社に奉納だってしている。ちょっとお高くて買えなかったのが心残り(汗)。
こちらは、秩父まつり会館。毎年12月2、3日に行われる秩父夜祭りは、日本三大曳山祭りの一つに数えられています。
親の関係で、子供の頃から秩父に通っていた割には、本物の祭りは見たことがないので、動画を交えた展示に見入ってしまいました。
そういえば、ここも入館は初めて。
さて、日が陰ってきました。盆地の日暮れは早い。底冷えがします。
最後の写真は、親戚の家に上がり込んだものではなく、ここは番場町の「空&閑」。厳選された茶葉、水、器でもてなしてるカフェです。
それは静かな空間(シャレではない)で、歩き疲れた身体に中国茶と羊羹が沁みました。