「The Room」は、電子化されたゲームにほとんど興味のなかった私が、予想に反して夢中になったゲームでした。
その熱狂たるや、不肖当家の子供たちが小学生の時分に夢中になり、その余波で一家に4個、即ち親も含めて一人一個を所有し、必死の形相でキャラクラーに餌をやり運動をさせ良い子に育てと念じながらボタンを押し続けた、今にして思えば信じ難いゲーム機「タマゴッチ」以来、本当に久々の熱中っぷり、であったと言えましょう。
いわゆる脱出ものに分類される「The Room」を拙い語彙で表せば、重厚感、神秘性、意外性、芸術性、上質感、そして美しさ。そう、とにかく美しいゲームでした。その巧妙な仕掛けの数々には、箱根寄木細工の秘密箱を思いおこさせるものがあります。
さて今般、「The Room」にとうとう続編が出ました。
「The Room Two」
おそらく、期待を裏切らないことは間違えないでしょう。
ああ、また夢中になってしまうかと思うとこのゲームどうなんだか・・・