人の行く末に目を向ける

本日,あるきっかけで「もしもノート」なるものがあることを知りました。またの名を「エンディングノート」などと言われるものですね。

それはどんなものか。

不治の病にかかってしまうとか,突然の事故に見舞われるとか,人生における「もしも」の時に,家族ほか周囲の人達に必要以上の迷惑をかけないよう,自分自身の属性、資産、負債、病気、終末期医療、尊厳死、葬送などについて書き記しておくもので,いわば遺言書のカジュアル版と言うことができると思います。

今,私の手元には某企業からサービスでいただいた30ページくらいのものがあります。ネット検索してみると東急ハンズやAmazon.comなんかでも市販されていて,結構なバリエーションが見つけられることからそれなりに需要があるものと知れます。

誰しもが感じることのある自分の行く末への不安の表れってとこでしょうか。

本物の遺言書との違いは単純に言えば法的拘束力の有無のようで,それに加えて「もしもノート」の場合はそもそも書きやすく作られているということがあります。いきなり仰々しい遺言書は書けなくても,自分の出自,履歴や友人関係,万が一の時にパソコンや携帯のデータはどーすんの?ということなら書きやすいでしょ,という乗りですな。

さて皆さん。

辛うじて年の初め、1月末日の本日。奇しくも五十ン回目の誕生日まであと数日でもあり,これも何かのご縁。自分の「もしもノート」作成を今年の目標にしようじゃありませんか,などと書いたりしてちょっとばかりその気になっています。

実は,手元にあるものにも尊厳死についてのページがあって,そこに書かれている内容にひどく心惹かれたせいもありましてね。
日本尊厳死協会「尊厳死の宣言書」

永遠のトッチャン坊や(もちろん私)も,どうやら(きれいに死にたい)なんてことを思う年回りになってきたみたいです。

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