百年の25分の1は4年

2006年にこのブログを開設して,早いもので4年経ちました。

その間,仕事の関係では地方勤務を含め3つの部署を目まぐるしく渡り歩き,オマケとして広島では優雅な単身生活をさせてもらいました。また,家庭の方は,マイペースな家人Bはほとんど変化がなかった(シワが増えたのは内緒)ものの,一昨年に成人したCは,この3月には大学を卒業する見込みで,反対にDは昨年,大学に進学し高校生活とは別世界の自由な青春期を謳歌しています。

一方,同じ4年間で世の中の混迷は一層深まりました。
一昨年秋のリーマンショック以降突入した近来まれに見る不況は,いまだに底を打つ気配がありません。政治的にも昨年夏の本格的な政権交代以降,国がどういう方向に動き,一般庶民がどんな影響を受けるのか読み辛い時代になっています。

いくら世情に疎い私でも,環境問題も絡めて考えるに、先行きに明るいものがほとんど感じられない世の中になってしまいました。

私自身も仕事の上で少なからず不況と政権交代,両方の影響の真っ只中にありますが,そこは長年の勤め人生活で培った要領とハッタリで何とか切り抜けられるとしても,家人Cが今,直面している厳しい雇用情勢を見ていると,若い世代が将来に希望を持てないような世の中にしてしまった我々大人の世代は,たぶん反省すべきことが沢山あるのでしょう・・・。

ただ、こうして4年間をあらためて思い返してみると,(もうそんなに経ってしまったのか~)という感想は当然ながら,老父母を始め家族全員が健康で普通の日々を過ごして来られたお陰でブログを続けてこられたのだなぁ,と妙に改まった気持ちになりました。自分にとってはおそらく幸せな月日だったのだろうと思うのです。

そこで、ふと気が付きました。
アメリカ大統領の1任期は4年。そういえばオリンピックやサッカーワールドカップも4年ごとに開催される。そうか、4年という月日は,世の中の物事が一巡し世相がパラダイムシフトする,いわばヒューマンスケールに則ったひとつの節目だったのか!(比喩が大げさ過ぎ! しかも難しい言葉を使い過ぎ!)

これからの4年間も、いろいろなことがあるでしょう。もし2014年にブログを続けていたなら、今日と同じような記事が書けることを祈ります。

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