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一年のまとめ_2019

早いもので2019亥年が暮れようとしています。
皆さんにとって今年はどんな年でしたか?

 

世間的、世界的にたくさんの出来事があった中、いきなり私ごとで恐縮ですが、今年は長年の懸案だった個人的な課題(後述)を一つクリアして、大きな荷物を一つ減らすことが出来ました。

子供が二人とも独立し夫婦二人の生活になったこともあって、この2〜3年は身辺整理と物心両面の減量を一つのテーマとしてやってきましたので、その面では大きな進展と言えるでしょう。

今年11月に完成した新しい国立競技場

 

そのあたりの話も含めて、平成から令和に改元なった今年を、昨年と同じ稿立てで振り返ることにします。

1. 世間はどんな一年だったのか

  1. まず、2019年に相応しい枕詞を個人感覚、順不同で挙げてみます。
    • 新天皇が即位し、平成から令和に改元された2019
    • 日韓関係がかつてないほど悪化した…
    • 米中の緊張などから新冷戦が予感された…
    • 台風や豪雨など災害が多かった…
    • 温暖化による気候変動が身近に感じられた…
    • 日本開催のラグビーWCが盛り上がった…
    • Tokyo2020開会まで365日を切った…
    • 新国立競技場が完成した…
    • 香港の民主化運動が長期化した…
    • 京アニ放火殺人事件が起きてしまった…
    • あおり運転が社会問題化した…
    • 消費税率が10%に引き上げられた…
    • IWCを脱退し商業捕鯨が再開された…
    • 吉本興業の闇営業問題が発覚した…
    • 首里城の主要な建物が火災で焼失した…
    • 進次郎と滝クリが結婚を発表した…
    • 総理主催の桜を見る会が炎上した…
    • ハロウィンの渋谷が意外に地味だった…
    • 足立区にイノシシが出没した…

ずいぶんたくさん挙がりました。それだけいろいろあったということですね。特に気候変動がらみは、全地球的なことだけに気になりました。

続いて、新語、流行語など・・・

  1. 今年の新語、流行語大賞(「現代用語の基礎知識」選
    • 年間大賞「ONE TEAM(ワンチーム)」
    • 以下「計画運休」「軽減税率」「スマイリングシンデレラ/しぶこ」「タピる」
  2. 今年の漢字(日本漢字能力検定協会
    • 「令」、2位「新」、3位「和」
  3. 今年の人(米タイム誌
    • 「グレタ・トゥンベリ」
  4. 今年の一皿(ぐるなび総研
    • 「タピオカ」

枕詞の最後の方と一皿はどうでもいい感じもしますが、総体的には大きな節目の真っ只中だったこの一年、と言えるような気がします。

 

 

2. 家族のこと

  1. 家人B
    • この一年も大きな病気やけがをすることなく過ごせたので良かった。昨年暮れに筆者が実家から舞い戻り、面倒やストレスが増えたにもかかわらずよく頑張ってくれた。
    • 一方で、(昨年と同じことを書かくが)仕事で毎日帰りが遅く、職場内でもいろいろあるみたいだし、あなたのフィジカル、メンタルがとても気になっている。
    • 来年の就業契約の切れ目に向かっては、無理しないで自分にとって最善の選択をしてください。
  2. 家人C
    • 昨年5月に始めた一人暮らしが順調で良かったね。たまに寄ってくれるのを家人Bと共に楽しみにしているよ。
    • 今年は、転職が大きなイベントだったね。自分の意思で前に進む姿が頼もしい。
    • 何はともあれ、来年も今年と同じく健康で過ごしてください。お酒はほどほどに。
  3. 家人D
    • 1月に沖縄に出発して、それ以来特に音沙汰はないので生活や仕事は順調なのだろうね。
    • 帰ってきたのは友達の結婚式のための1度だけだったな。親としては、大げさでなく君のことを考えない日はない。何があってもなくても連絡くらい寄越しなさい。
    • 何はともあれ、健康で怪我のないよう無事に過ごしてほしい。タバコはほどほどに。

 

 

3. 仕事のこと

  1. 書くべきことは、ほぼ皆無。投げられた球を打ち返す立場としては、バッターボックスで弛緩しっ放し、恐縮しっ放しの一年だった。お願いですから仕事をさせてください。
  2. 現在の建設業の活況は、そう長くは続かないだろう。出番に向けて力を蓄える一年と位置づけることにする。
  3. 同時に来期は再就職5年目。一応の節目を迎えるにあたって、年齢、スキル、体力を見つめながら次の職を考えて行きたい。

 

 

4. 健康関係

  1. 全般
    • 昨年と同じく、特に大きな病気や怪我はなかった。
    • 眼、耳、呼吸器、整形外科系など医者通いはいろいろあるが、消化器系に異常がないのはありがたい。
    • …とは言っても油断は禁物。減塩と野菜中心は常に心がけねば。
  2. 緑内障
    • 2月に線維柱体切除術(左目)のため11日間入院した。経過は右目と同じく順調で、両目ともに眼圧9mmHg程度をキープしている。眼圧維持の目薬から完全に解放されたのがありがたい。
    • この12月、主治医の瞳先生が本郷のT大病院にUターンということで、患者として付いていくことにした。7年間診ていただいている安心感は何ものにも代えがたいということで。
    • かつて親が足しげく通ったり(耳鼻科)、入院した(呼吸器内科)ことがある病院に倅も通うことになるとは、何かの縁を感じる。
  3. 左耳の難聴
    • ただ一言「相変わらず」だ。むしろ右耳になんとなく難聴の気配を感じることがあるので気をつけねば。……って気をつけようもないのだが、次に気配を感じたら耳鼻科に行くつもり。
    • 補聴器の不具合(電池切れアラームが鳴りっ放しになる)は、リオネット大岡山センターの点検で、不良電池が原因と判明。さすがは老舗企業、充実のアフターケアと技術には感心した。
  4. 持病の咳
    • 今年は、9月初旬~11月終息の1回だけ。いつものきくち耳鼻科にお世話になった。
    • 繰り返す原因を知る意味で、眼科で通っているK病院の呼吸器内科で呼気NO濃度検査を受けた。気管支炎の発症にアレルギーが関係しているかも、との診断が大きな収穫だった。
  5. 腰痛
    • 相変わらずだが、取り立てて困る場面はなかった。昨年、使い始めたギターレストの効果もあると思う。
  6. 血圧
    • 自宅での測定は3月ごろで中断し、以降一度も計っていない。変化が無くて面倒くさくなったからだ(それを言っちゃ身も蓋もない)。
    • いかんいかん、血圧の変動は、定期的に計って始めて分かるのだ。測定を再開せねば。
  7. 献血
    • 12月までに4回。2月の成分献血で平成のうちに100回を達成した。これまで健康を維持できたことに感謝したい。
    • 去年のまとめに「100回でセミリタイア」と書いたが、実は、それは無かったことにした。今年の2月12日、奇しくも100回目の献血中、針が刺さっているときにベッド上のTV画面で、水泳の池江璃花子さんが白血病を公表したニュースを見たからだ。
    • 12/17に退院の報告が彼女のOFFICIAL SITEに掲載された。喜ばしい)
    • 世の中には、白血病を始め治療に輸血必要とする病気がたくさんある。これも何かの縁だし、困っている方々をそうでない人間が助けるのは当然のことだ。体調をコントロールして、できる限りは続けようと思う。
  8. 歩くこと
    • 一昨年誓った「更に更に歩く」の達成は覚束ないし、階段が徐々に重くなるのを痛切に感じた一年だった。
    • 夏の暑い時期に、自宅近くのB事公苑周回道路を走ったりしたが長続きしない。反省と自戒の念を自分自身に送ることにする。
  9. その他
    • 昨年、病院にかかった「じんましん」、「左ひじ痛」、「右足の踝の痛み」は、まったく出なかった。ありがたい。

 

 

5. 実家問題その後

  1. 冒頭に書いた「個人的な課題」がこれ。長い間の懸案だった実家問題に一応の終止符が打てた。
  2. 今年に入ってからの経緯
    • (1月)実家建物を取壊す前提で昨年来の片づけを継続。位牌、写真など最低限のものを除きほとんど処分する。両親が苦労して建てて、自分が育った家だから、当然ながら呵責の念、複雑な思いはあった。これもまた人生の一局面と割り切って、位牌に手を合わせたうえでやり切ることにする。
    • (2月)眼科入院と前後して、不用品回収のプロにも頼って作業を継続(結局3月末までかかった)。冷蔵庫ほか使用可能な家電は、仙台にUターンする知人のKさんが折り良く引き取ってくださった。
    • (3月)隣家の方と引渡し条件、金額、時期等の交渉がようやくまとまる(境界確定の件で粘られ、一部譲歩せざるを得なかったが…)。不動産のプロの手を借りて売買契約を締結し、手付金を受領。
    • (4月)解体前の近隣挨拶、解体工事着手、不燃化特区制度による解体助成金の申請等々、必要なことを淡々と進める。来年に向けて所得税確定申告の準備も始めた。
    • (5月)解体が完了し、生まれてから30年住んだ思い出の残る実家は、跡形も無く消え更地に。そして5/20に引渡し、清算など一連の手続きが完了した。
    • (6月~)残る課題は2つ。①不動産譲渡による「所得税納入」を来年3月の確定申告で完了させる。②以前から書いている「遺産の有効利用」は、家人Bに人間ドックを贈る、子供たちの将来への蓄え、住宅ローンの返済、その他等々…、感謝を念頭に使い道を決める。
  3. 所感
    • 我が人生におけるひとつの大仕事が、ほぼ目論んだとおりに、むしろ公的な助成が受けられる幸運にも恵まれ無事に終結できたことはたいへん喜ばしい。
    • 買主さんのほか、不動産、廃品回収、解体などのプロの方たち、区役所など役所の担当者、近隣の方々、姉、そして家族…、たくさんの方に力を貸してもらった。
    • これらは、人と機会に恵まれたことと草葉の陰で見守ってくれた両親のお陰様だ。改めて感謝の気持ちしかない。
    • そして、残りの僅か1%が己の粘りと努力だ。少しだけ自分を褒めてもバチは当たるまい。

 

 

6. 四国巡礼と仏教の勉強

  1. 今年の巡礼
  2. 名残惜しさ
    • 区切り打ちは、残すところ88番までの1回だけ(1番へのお礼参り含む)。これで結願だ。
    • もう終わってしまうのか…、と名残惜しさがこみ上げて来るが、最後まで気を抜かず真摯な気持ちで周りたい。
  3. 勉強は継続
    • 一方、仏教の勉強も進んだ(と勝手に思っている)。関連本7冊を読んだ中で、「科学するブッダ」「仏教思想のゼロポイント」は衝撃的で影響を受けた。
    • 個人的には、やはり仏教の源流側、上座部方向に興味が湧くようだ。
  4. 所感
    • それとは別に、大乗側であっても筆者にとって巡礼は巡礼であり、広大な裾野を持つ仏教の一部と位置付けている。神秘的な何かに祈る気持ちが内から湧き出す限りは大切にしたい。

 

 

7. デジタルデバイスと物欲

  1. iPhone6S_160124
    • (9月)iOS12から13へ
    • 6Sは、2020.1月下旬で購入4年になる。性能面で不足はないが、バッテリーの消耗が速くなったのと外板が一部錆びて来たことから、そろそろ買い換えかな~と迷っている。
    • 迷いの要因は、候補の8、XR、X11いずれも5~8諭吉と高価であること、そして「2020は5G元年」という例の情報の2つである。悩ましい。
  2. iPad Pro10.5_171010
    • (9月)iPad用のOSが、iPadOSとして独立した。使い勝手は、iOSとなんら変わらない。
    • こちらは購入2年ちょっと経過。使い勝手が良いので常に持ち歩いている。画面に一部、明るさのムラが生じているが、日常の使用にはまったく問題ない。
  3. iMac21.5_160524
    • (12月)M.2形式PCLe(NVMe)規格1TBのSSDを接続し、起動ドライブとデータを移行した。
    • 昨年6月に2.5inchSATA規格のSSDを外付けして、速さと操作性は格段に向上したが、容量480GBが3/4程度埋まってきたのと、レインボウ(フリーズ)が多くなり始めたのが移行の理由。
    • iMac側がUSB3.1に対応していないので、速度面ではPCLeを生かしきれていないが、夢と希望と将来性を買ったと思えば安いものだ。
  4. AirPods_171010
    • 今年の後半から、認識されない、途切れるなどのトラブルが発生。12月中旬現在、接続後約10~15分で確実に「ブツ」と音がして切れるような状態。
    • 恐らく唯一の改善策と思われるiPhoneのリセットによる回復を試みるか、思い切って最近発売されたProに買い換えるか、悩ましい。
  5. AppleWatch_171130
    • 昨年から引き続き順調。普通の時計に戻る気は起きないし、恐らく戻れない。
  6. NAS
    • (6月)QnapのTS-128の代替機としてSynologyのDS218+を導入した。
    • 1ベイの入門機でしかないTS-128が物足りなくなったこともあるが、スマホからのアクセスがうまくいかず、外で音楽を聴きたいときに聴けないイライラが募ったのが決定的だった。
    • 新規導入したDS218+は、筆者にはハイスペック過ぎるほどの2ベイ機で、速さ、使い勝手共に満足している。もっとも、まだ充分使いこなせていないので今後に期待。なにしろ、たぶん最後のNASになるのだから。
  7. キーボード
    • Realforce for Mac(テンキー付、黒、静音モデル)を買った。
    • 使用感は抜群、打鍵音が静かで打った感触も良い。併せてディスプレイ台も導入してデスク上の環境は、かなり改善された。
  8. 電子書籍リーダーKindle
    • 軽くて読みやすい。無料本があったりするので重宝している。
    • 一方、従来の本の持つ感触、匂い、雰囲気、また書店の良さなどとは全く別世界なので、アナログチックな昭和生まれとしては、電子書籍への完全移行はないと感じている。
  9. 通信回線
    • 昨年2月に契約したUQmobileのSIM契約がもうすぐ丸2年になるので、スマホ本体の買替えを絡めて次の選択をそろそろ考え始めている。
    • 格安SIMの料金は魅力だが、本体の割引はキャリアとAppleショップ(Appleの10%ボーナスとBenefitのクーポン利用)の条件を比較しないと結論は出せない。
    • ・なんだかんだ言って、この段階が一番楽しいんですがね。
  10. その他諸々(新規購入など)

 

 

8. 緑GC及びマイギター関係

  1. コンサート
    • 緑GCに関しては、年2回開催したコンサートが大きなトピックだった。
    • 一方、個人的トピックは、11月のコンサートで懲りずにソロをやって、いつも以上にヘナチョコだった演奏がトラウマになったことだけだ(大汗)。
  2. 小林さん
    • マイギターの関係では、11月の弦楽器フェアで製作者の小林一三さんにお会い出来た。
    • 想像よりお若い方で、筆者が2年前に依頼した軽修理のことを覚えていてくださった。ありがたい。
  3. 弦について

 

 

9. その他

  • (1月)家人Dが彼女を連れてきた、…と思ったら沖縄に旅立った
  • (1月)職場の先輩が、年明け早々に突然死
  • (3月)現職時代に出向した会社のOB会に入会
  • (3月)2年後輩のKさんが石巻にUターン
  • (4月)広島で一緒に働いたK氏が昇格、東京に単身赴任してきた
  • (4月)宇都宮の甥が結婚
  • (5月)臨済宗の坐禅会を体験
  • (6月)ヨドバシのカードに入会
  • (7月)父母が世話になった特養ホームに寄付
  • (8月)家人Bに人間ドックをプレゼント
  • (9月)広島の朋輩K氏、D氏と遊んだ(マラソン観戦、東京観光)
  • (10月)2回目の中学校のクラス会
  • (12月)鎌倉のKKR若宮に一泊、長谷寺の紅葉ライトアップ鑑賞
  • (12月)押尾コータローのコンサート鑑賞
  • (12月)Appleの課金でちょっとしたトラブル

 

 

10. あとがき

こうして振り返ってみると、やはり今年もいろいろな出来事がありました。

…が、冒頭で書いたように実家問題がクリアになったことと、そこから派生した諸事に尽きる一年だったような気がします。

 

そして来年に向けての姿勢は、

  • さらに身辺整理を進める
  • 次の職探しと真剣に向き合う
  • 気力、体力の維持
  • (生きてるだけで丸儲けの)人生を楽しむ

といったところを挙げておきます。

 

それでは(2018のまとめとほぼ同じですが)、

今年も家族ともども健康で無事に一年を過ごせたことに深く感謝し、来年も自分にできることは虚心坦懐、一生懸命にやることを心に期し、日本国の平和と繁栄、地球上から紛争、貧困、格差、内向き思考が無くなることを祈りつつ、我々の末裔のために人類全体が少しだけ「大人になる」ことを願い、2019年のまとめとします。

ありがとうございました。

 

 

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