これはサムネイル、記事はドクターネイル…
今年9月始めに「ギタリストに福音か!?Dr.Nailをなんちゃって検証中」という記事をアップしました。
右手爪のケアと改善を目的として、興和(株)の爪化粧料「Dr.Nail DEEP SERUM(ドクターネイル ディープセラム)
本日は、その続報。筆者にとってはかなりGood Newです。
クラシックギターを弾く筆者にとって、親譲りの薄くて柔らかい爪は長年悩みの種でした。
とりわけ参加しているサークルのコンサート前には、練習の密度が上がるため爪の補修用の瞬間接着剤が手放せず、割れ・削れと接着剤の影響によるカサついた音色でおっかなびっくり本番に臨むということを何年も続けてきました。
ところが今回、月末のコンサートまであと1週間となった今、接着剤での補修はi(人差し指)1本だけで、それも爪先端のほんのわずかな部分だけに留まっています。
普段の生活でおよそ爪に良いこと(そもそも何?)は全くしていませんので、Dr.Nailの塗布を続けた効果と見て間違えないでしょう。
これって、筆者にとっては奇跡に近いことなんです。こんなにすっきりした爪でコンサートに臨めるなんて!
そこで一言…
「このひと瓶は小さいが、筆者にとっては大きな飛躍だ!」
by ニール・アームスットコドッコイ
ちなみにアーム某は、当ブログに時たま出てくる元宇宙飛行士を騙るキャラクターです(汗)。
では、塗布継続7ヶ月でのDr.Nailの効果を、ギタリスト目線で、化粧箱に書かれた爪トラブルごとに見て行きましょう。
こんな手爪のお悩みの方に
- 爪の縦すじ
- 二枚爪
- 爪が割れやすい
- 爪が薄い
縦すじは完全には消えていないが、左手爪に比べてだいぶ目立たなくなった。見た目も色艶が良くなって気持ち綺麗になった感じ。
弦を弾く4本の指を比較すると綺麗さはi、m、a、pの順となり、爪による個体差は出るようだ。すなわち効果には個人差が生じると推測される。
もともとギターばかりか日常生活でも、雲母片のような割れ方はしないので、この点の効果は定かではない。少なくとも悪い影響はなさそう、としか言えない。
これについては、「ほとんど割れなくなった」と言える。
…と言っても何かにぶつけたり、鋭いものを当てたりしたら分からないが、少なくともクラシックギターのタッチの範囲内では、「割れ」に対する耐性がかなり増した。
加えて摩擦にも強くなった。低音側4~6弦をi、mで強めにアポヤンドすると、以前なら1曲で爪の先端に「削れ」が生じたが、それがなくなった。
低音弦の表面は金属の細い巻き線で、爪からすれば目の粗いヤスリのようなものだ。爪をヤスリで擦れば削れるのが当然だが、4時間近い練習の後でも爪の先端はツルツルのままだ。
「割れ」への耐性と共に「削れ」への耐性も増したということは、爪の「質」そのものが改善されつつあるということだろう。
「厚くなれば…」。使い始めた当初、一番期待した効果がこれだった。爪の厚みが増せば、割れない、削れに強い爪になると考えた。
でも残念ながらこの点に関してほとんど変化はない。正確に爪の厚みを測定したわけではないが、触った感じ、曲げた感じでの厚さ、強さ共に以前とほとんど同じである。
以上のように、Dr.Nailの塗布を始めたことで物理的にはさしたる変化は見られませんが、爪の「質」が変化しているのは間違えありません。
そしてその変化は、筆者の薄くて柔らかい爪、ギターを弾く爪にとっては、とても良い方向でした。
以上のように、今のところ発現している効果は、筆者にとっては素晴らしいものです。コンサート直前でもほんのわずかな割れだけで済んでいるとは!
ただ、使用期間的にはまだ5ヶ月なので、「ギタリストはDr.Nailでケアすべし〜!」と声高らかに宣言するのはまだ早いかなか〜と。
この先、晩秋から本格的な冬に向けて、ギター爪にとって試練である寒さ、乾燥の時期も塗布を続け経過観察をした上で、結論をまとめたいと思います。