Categories: 介護/親のこと

既定の道を歩むも悟りきれない小市民

火、水と2日続けて仕事を休みました。一日目は自分の体調不良(風邪の発熱と咳)のため。2日目は母の通院とショートステイの手続きなど介護のためでした。

このところ、父は持病の腰痛がぶり返してあまり動けない状態にあり、母の介護が滞りがちになっています。仕方がないので空きのあるショートステイ施設をケアマネさんに見つけてもらって、明日から母を2~3日預かってもらうことにしました。

その間、父にはゆっくり静養してもらい腰を直してもらおうと皮算用したわけです。

今日は、母の定期通院が済んでからその手続きなどに時間が掛かかり、結果的に一日仕事を休むことになってしまいました。

この2日間のことを振り返ると、いくら身体の自由が利かない年寄りにだって自分の主張はある、行き届いた公的施設だっていやなものはいやなんだ、と頭で分かっているつもりでも、いざ駄々をこねられたり不満をぶつけられたり訳の分からないことをいわれたりすると、返す声が思わず大きくなってしまう自分の未熟さがほとほといやになります。

いつになったら弥勒菩薩のようにいつも微笑んでいられるようになるのか。
(そこに行くか・・・)

あぁ~それは、どだい無理な相談なんでしょうね、所詮人間なんだから。そして、太古の昔から先達が通ってきた道を自分も歩んでいるだけなのだから。

自分の器の範囲で出来ることを淡々とやるしかありません。

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