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自転車保険の義務化と筆者の自転車3原則

今回は、自転車保険の義務化と、筆者の自転車との関わり方について

Frank Patterson氏のペン画

 

1.自転車損害賠償保険の義務化

 

東京都では、この4月から自転車の乗り手に損害賠償保険への加入が義務化されました。

13年連続で減少していた自転車事故の件数が、ここ3年で増加に転じたために取られた措置とのことです。

東京都自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例 Q&A

 

大事な施策とその情報が今般の新型コロナ禍ですっかり影に隠れていますが、電動アシスト車の普及のような時代背景もありますし、乗り手のモラル向上の意味からしても、筆者的には自転車保険の義務化は好ましいことだと思っています。

昨今の自転車事情とサイクルラックがよく壊れるワケ(電動アシスト自転車と3人乗りの周辺)

 

 

 

2.未加入の罰則はあるのか

 

義務といっても罰則はありません。

これは自動車と違って自転車の場合、「車検制度、ナンバー登録制度がなく、利用者と保険加入者を紐付けできず、公平な罰則の適用が難しい」からと、東京都は説明しています。

罰則は? 加入は簡単? 担当者に聞いた(FNN PRIME)

 

「自転車」という便利で安価な乗り物、これだけ広く一般に普及している移動手段の性格からして当然なだけに、行政側から乗り手や事業者に向けての安全やモラルに関する啓蒙や意識向上へのPRが、この施策の鍵を握っていると言えるでしょう。

 

 

 

3.偉そうに書く自分はどうした?

 

筆者は昨年4月、自転車の買替え(Tokyobike20)を機に、自転車保険に加入しました。

死亡・後遺障害250万円、入院補償4千円/日(180日)、個人賠償責任2億円の内容で月額780円。

条件や年齢(?)で差はあってもそれほど高額なものではありませんので、新年度、条例改正を踏まえて加入を検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

4.筆者の自転車3原則

 

さて、ちょっと飛躍しますが、この際原点に還る意味で筆者自身の自転車3原則、乗るときには「こんなことを心がけているよ〜」という部分を整理しておきたいと思います。

 

① スピードは、出せるところで出す余裕

 

    • 出せないところでは出さない。
    • 走行中は、視野の外側を常に意識する。
    • ルールを遵守し、子供の手本になる走りを。

 

② 歩行者を、威嚇するのはカッコ悪い

 

    • 歩行者に脅威を与えるのは、乗り手の恥と心得る。
    • すれ違いと追い越しは、Slow downして距離をとる。
    • 道を開けてもらいたい時は、ベルでなく咳払いで。…コホン。

 

③ 登り坂、頑張り過ぎるとあとがない

 

    • 嫌いになりたくないならゼーハー乗りはしない。
    • 変速ギアは伊達ではない。楽に走るために上手く使う。
    • それでも辛くなったら降りて押すのが上級者の嗜み。

 

 

 

5.まとめ

 

3原則は、ちょっと大げさでした。七五調がウザいし(笑)。

 

動力に頼ることなく一定のスピード感が味わえるものの代表が、スキーと自転車と言われていますね。

筆者自身、若い頃から親しんできた乗り物だし今でも大好きなだけに最低限のマナー、他人様への思いやり、自然との接点、長い付き合い・・・、そんなことを意識しながらできるだけ長く自転車と関わっていきたいと思っています。

 

それと、なんと言っても大事なのは交通安全。寄る年波で身体も固くなりましたから怪我は禁物、命はなにより大事です。

 

皆さん、くれぐれもご安全に。

 

 

 

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