Categories: 雑記

人間について自分の考えに自信をなくしつつある昨今

最近の国内外のニュースなど見て感じること。

「後悔」
皆が(アレはよくない)と知っていながら、
誰も止めることができず、結果として多くの人が大変な目に遭い、
後になってあの時にアレは止めておけばよかったと後悔する。
「安堵」
皆が(アレはよくない)と知っていたので、
誰かが止めるために奔走し、結果として多くの人が我慢を強いられるが、
後になってあの時にアレを止めておいてよかったと胸をなで下ろす。
「アレ」とは
言うまでもなく、戦争や核兵器、民族・宗教・領土・環境問題など人間にとっての課題。最近では原発みたいなものも含まれるだろう。
目先では、集団的自衛権、ウクライナ情勢、パレスチナ空爆、アフガニスタン紛争、原発再稼動、彼の国のPM2.5問題あたりが思い浮かぶ。

私は常々、人間はバカではないと信じたかったので、そうしてきた。
人間は、先達の知恵や知識、経験などに学べる存在だと思ってきた。

ではなぜ、よくないと解っていることを止められず同じことを繰り返すのか。
なぜ、最後に皆が安堵できるような手立てを物事の上流側で講じられないのか。

その問いには、
人間を「失敗しても、反省しても、後悔してもすぐに忘れてしまうバカな動物」と定義することでいとも簡単に答えることが出来てしまう。

私はこの頃、人間の本質に関する自分の考えに自信をなくしつつある。

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