Categories: 本/書評

最近読んだ本_2012/09

外は強めの雨が降ったり止んだりしています。台風17号が今夜、駆け抜けていくらしい。被害が少なければいいけど・・・。

今日は晦日、明日はもう10月ですね。今年も残すところ3か月になりました。

昼過ぎに「こんにちは〜」と見たことあるようなおばさんが訪ねて来たので出てみると、駅前から路地裏まで隈無くカバーする赤い羽根募金―町内会Verでした。おばさん、一瞬固まる私を見て「だいたい200円ぐらいお願いしてますよっ」と教えてくれました。

・・・いろんな意味でやさしいです。

さて今月は読了2冊、途中棄権数冊。人生は短い。残り時間は少ないのだ。

橋本紡「綾乃ちゃんのお告げ」★★★☆☆
綾乃ちゃんは小学生なのに某教団の教主様を務めている。大人たちの事情から、いろいろな人に預けられるが、行く先々で周りの人たちに小さなしあわせをもたらして行く。
星は3つだけど疲れているときなどにお薦め。ホッとできます。
末浦広海「訣別の森」★★★☆☆
著者のデビュー作にして第54回江戸川乱歩賞受賞の本作は、ドクターヘリと知床の自然保護を絡めた重厚なサスペンスである。
・・・ではあるが、小説としてのパワーはあるものの、人物造型、ストーリーの必然性などにすごく物足りなさを感じた。「何とか賞受賞作!」信奉もいい加減にしないと。
hideandseek

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