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フルタイドディスカスは熱帯魚似

6月の始めから咳と痰が続いてなかなか抜けないので、今日は午前中休みを取って病院に行ってきました。

聴診やレントゲン検査の結果軽い気管支喘息と診断され、数種類の薬を処方してもらって帰ってきましたが、今日話題にしたいのは、その中の「フルタイド・ディスカス」という吸入薬のこと。

直径約8cmの樹脂製の丸い容器に入った薬で、これがなかなか良く出来ていましてね。

使い方はちょっと変わっていて、容器の中に入っている60回分の粉薬がレバー操作で順送りに1回分ずつ吸い口に装填され、その吸い口を咥えて粉薬を直接ヒュッと気管に吸い込みます。本体のカバーを半回転させると吸い口はその中に隠れるようになっていて、衛生面もなかなか考えられています。

あまり見かけないタイプの薬なので、文章だけでは使い方が伝わりにくいですね。

で、強調したいのはその容器のデザインで、決してスマートとは言えませんが「ディスカス」と名付けられるだけあって熱帯魚をモチーフにしているらしいのです。

子育てをすることで人気が高い鑑賞魚ディスカス。水質などにシビアな管理を要求される魚ですが、その美しさと気品は他の熱帯魚とは一線を画しています。

イギリスの製薬会社の製品らしいですけど、きっとこの薬の開発に携わった人たちの中には熱帯魚好きがいたのだろう、そしてその人が「このケース、ディスカスみたいじゃん!」なんて思いつきを言ったのではなかろうかなどと想像が膨らみました。

いつでも何事にも、少しの遊びを忘れないで臨みたいです。

hideandseek

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