みなさん、どうも。なんだかんだあっても本は読んでおりやす。
- 高田 郁「八朔の雪」★★★★★
高田 郁「花散らしの雨」★★★★★
高田 郁「想い雲」★★★★★
高田 郁「今朝の春」★★★★★ - 私としたことが時代小説4冊を一気に読むなんて、いったいどういう風の吹き回しだ。時代ものと料理の相性の良さは宮部みゆきの「初ものがたり」で経験済みだが、この面白さはいったい何なんだ。電車の中で泣いちゃったじゃないか。
文章が拙い?考証が浅い?そんなこたぁどうでもいい。面白いものは面白いし泣けるものは泣けるのだ。文句あっか。 - 奥田英朗「サウスバウンド(上・下)」★★★★☆
- いつも家でグウタラしている理屈コキのワンマンな父親一郎と、好対照の静かな母親。小学校6年生の二郎はごく普通の家庭に生まれたつもりだった。しかし家の中、学校、何処に居ても父一郎を中心に何かが起こり息子二郎は波乱万丈。実は、父親は筋金入りの元過激派だった。
後半、舞台となっている八重山の風土には憧れますね~。「こっちはユイマールだからさー」、ゆるさがたまらないさー。